よく笑うとコンディションが1.5倍UP!? 「長生きホルモン」を増やすカギは「運動」と「笑い」にアリ

人体の健康と密接な関りがある“ホルモン”。「男性ホルモン」「女性ホルモン」「成長ホルモン」といった名前はよく耳にしますが、「長生きホルモン」と呼ばれるタイプのホルモンも存在するようです。
多くの健康効果を秘めた「長生きホルモン」
8月6日放送の「名医のTHE太鼓判!」(TBS系)では、長生きホルモン「アディポネクチン」について特集を行いました。
「脂肪燃焼」「血管修復」「糖尿病予防」など様々な健康効果を秘めた「アディポネクチン」には、ガンを予防する働きも期待されています。誰しもが人体に保有している「長生きホルモン」は、生活習慣や食生活を少し見直すだけで量を大幅に増やすことも可能に。
なんと、「声を出して笑う」だけでも「長生きホルモン」の分泌量が増えるそう。番組では実際に、「よく笑う高齢者」と「ほとんど笑わない高齢者」の健康状態をチェック。調査の結果、「よく笑う高齢者」の方が1.5倍も体のコンディションが良いと分かりました。
また、朝起きてから体操を行うのも「長生きホルモン」を増やす秘訣。朝に体操をすると新陳代謝が高まって内臓脂肪が刺激され、ホルモンの分泌量が増加します。産婦人科医の丸田佳奈先生は、「有酸素運動が長生きホルモンの分泌に良い」とも補足していました。ラジオ体操やウォーキングなど全身を使った運動が特に効果的で、無理なく続けられるエクササイズから始めるのがおススメです。
「長生きホルモン」を増加させる運動

「アディポネクチン」の研究は、様々な分野で盛んに行われています。以前放送された「ためしてガッテン」(NHK)では、昭和大学薬学部教授・中野泰子先生など「長生きホルモン」のエキスパートたちが集結。「アディポネクチン」を増やす効果が見込めるオリジナルの体操を開発しました。
「壁ネクチン体操」と名づけられたエクササイズはとてもユニークで、まずは背中を壁に3分間ピタッとくっつけます。気を抜くと後頭部や肩、お尻が浮いてしまうので、壁から離れないようお腹に力を込めるのがコツ。
続いて壁から一歩前へ踏み出て、体を左右に大きくねじる運動が紹介されました。右手で左側の壁をタッチして左手で右側の壁に触れるのがポイントで、タッチした回数は声に出しながら数えます。
30回分のカウントが済んだら、お次は「羽ばたき運動」にトライ。再び壁へ背中をくっつけたら両手を壁に沿わせ、円を描く軌道で頭の上まで3回持ち上げればオーケーです。「羽ばたき運動」は肩の周りにある「褐色脂肪組織」を刺激して、「アディポネクチン」を生み出す効果があるそう。
最後に登場したのは、「笑う深呼吸」という一風変わった動きを3回繰り返すメニューです。途中までは通常の深呼吸と同じ動作で、両足のかかとを合わせたら準備完了。膝を曲げて腰を落とし、両手を真っすぐ上に伸ばしていきます。腕の動きと合わせて、「いよ~っ!」と気合いの声を発するのがユニークなポイント。腕を上げきったら今度はゆっくりと下ろし、膝を伸ばしながら「わっはっは」と大声で笑ってみましょう。「運動」と「笑い」が融合した「壁ネクチン体操」なら、効率良く「アディポネクチン」を分泌できますね。
日常生活に少し工夫をとり入れれば「長生きホルモン」の量が増やせるので、独自の方法を考えてみると面白いかもしれません。
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