一言かけないで倒すのはマナー違反!? 新幹線や飛行機などの“リクライニング”問題

#くらし   
重大なトラブルにも発展してしまう“リクライニング”問題


ネット上でも定期的に話題になる、新幹線や飛行機などの“リクライニング”問題。最近も「後ろの人に声をかけるべきか」「どこまで倒していいか」といった問題について、様々な意見が交わされています。

リクライニング「後ろの人に声をかけるべきか」問題


まずは「後ろの人に声をかけるべきか」について。“声をかける派”からは、「飲み物とか倒しちゃったらまずいし、一応『倒していいですか?』って聞いてから席を傾けてる」「リクライニングの声かけはマナーじゃないの?」「決まりがある訳じゃないけど、一言あった方が相手も気分がいいよね」といった声が寄せられていました。

一方で“声をかけない派”からは、「倒されて困る人っているの? 普通に使ってれば飲み物が落ちることもないし、何も言わずに倒してる」「そもそも“倒せるように”設計されてるんだから、“声かけがマナー”なんてことはないでしょ」「『ダメ』って言われても倒すのに、いちいち後ろの人に確認する必要ある?」といった意見が。また「逆に移動中は常に寝てるから、声かけられる方が迷惑」という人もいるようです。

「後ろの人に声をかけるべきか」については、以前バカリズムさんも「ワイドナB面」(フジテレビ系)という番組で持論を展開。「『一声かけなきゃいけない』ということ自体が間違っている」「だって断られる筋合いなんて無いじゃないですか?」「そのかわり迷惑にならないようゆっくりと倒す」などと語っていました。

一方で断りなしのリクライニングがトラブルに発展してしまうケースも。少し前にアメリカの「NBC News」は、座席を倒されたことに腹を立てた男性が女性の首を絞めるというトラブルを報じています。幸い女性は無事でしたが、この騒動が原因で飛行機が引き返してしまう事態に。滅多にないような事件ですが、席を倒すときの声かけは“リスク回避”にもなるのかもしれません。

リクライニング「どこまで倒していいか」問題


【写真】明確な“基準”があれば揉めない?


お次は「どこまで倒していいか」という話題について。こちらは人によって基準が違うようで、「後ろに人がいたら半分くらいにするかな」「倒すためにリクライニング機能がついてるんだし、最大まで倒す」「3分の1くらいが常識の範囲じゃない?」といった声が上がっていました。

この問題については、以前小籔千豊さんがTwitterで言及したことも。彼は“マックス”まで倒したら怒られてしまったようで、「新幹線のリクライニングを倒してもいい角度までしか倒れない椅子にしていただけないでしょうか」「倒せるけど怒られるグレー角度を存在させないで基準ちょうだい」とつぶやいています。

子どもから大人まで揉めてしまう、新幹線や飛行機などのリクライニング問題。どんな考え方の人も納得させるには、やはり明確な“ルール”が必要なのでしょうか?

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