ドムドムハンバーガーって潰れちゃったの? 1990年代に大ヒットしたファストフード店の今に密着

#くらし   
ドムドムハンバーガーはシニア向けファストフード店に!?


日本のハンバーガー業界の発展は「マクドナルド」ではなく、「ドムドムハンバーガー」から始まったことをご存知でしょうか。全盛期には全国に400店舗以上を展開していましたが、ここ最近では「ドムドムハンバーガーを見かけなくなった」という声がチラホラ見受けられます。そこで今回はドムドムハンバーガーの“今”に着目して、現状を探っていきましょう!

ドムドムハンバーガーは今も生き残っている


10月29日の「あの話、どうなった?」(テレビ朝日系)では、「ダイエーグループ」の中に併設されていた「ドムドムハンバーガー」の現状が放送されました。

1970年に1号店をオープンした「ドムドムハンバーガー」。1990年代には業界で4位の売り上げでしたが、ここ最近は店舗数が縮小傾向に…。現在都内で営業しているのは、郊外の3店舗のみに激減しています。

しかし同番組が取材を進めると、“V字回復”の兆しが見えていることが発覚! 担当者を直撃したところ、マル秘戦略が功を奏していると明かしてくれました。1つ目のポイントは、“店内への持ち込みを許可”したという点です。ダイエーに訪れるシニア層にターゲットを絞り、飲み物や軽食などの持ち込みを許可。年配層の井戸端会議の場所となり、集客や売り上げのアップにつながりました。

また、ファストフード店でありながら「かりんとう饅頭」などのお菓子を販売。“お茶菓子が欲しい”と望むシニア層のニーズを狙った戦略が大ウケしています。

この戦略に、スタジオの千鳥・ノブさんも、「まさかドムドムハンバーガーが憩いの場に!」と大仰天。視聴者からも、「ドムドムハンバーガーがまだ生き残っていて安心した」「お年寄りの居場所になってくれてありがとう」「またドムドムハンバーガーが食べたくなってきた!」などの温かい声が後を絶ちません。

あの定番お菓子は販売終了?


【写真】売り上げが低迷したまま姿を消したスナックも…


「ドムドムハンバーガー」は、消えたかと思いきや徐々に売り上げを伸ばしていました。しかしいっぽうで、時代の波にのまれて姿を消してしまったフードも数多く存在しているよう。ここからは、いつの間にか消えていた懐かしの食べ物に着目していきましょう。

“消えてしまった食べ物”として、最近話題を呼んだのは「森永製菓」が発売していた「チョコフレーク」です。もともとは、テレビを見ながら食べる“ながらスナック”として販売していました。しかし“素手で食べるとスマホをしながら食べられない”といった理由から売り上げが激減。来年度中には販売中止になると報じられています。

また「梅の花本舗」が製造していた「梅ジャム」も、製造者が体力に限界を感じて生産終了に…。“昭和からあるお菓子”として親しまれていたので、「ソースせんべいに塗って食べるのが大好きだったのに残念!」「思い出のお菓子がなくなるのはショックです」と悲しみの声が相次ぎました。

懐かしい食べ物の“今”を調べてみると、驚きの現状があるかもしれませんよ。

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