妄想だけじゃ実現ならず! 陥りがちな3つの罠 「心の声」を聞いて願いを叶える(3)【連載】 画像(1/2) 行動あっての具現化ということを忘れずに

本当は誰もが、自分の「心の声」がちゃんと聞こえているのです。だって、心の声って「あなたの魂」だから。でも、どこかの神さまや宇宙人、常識や両親からの教えを優先して、心の声を無視していませんか?

あなたはあなた、あなたは人間。地球人。「私はどうしたいの?」と自分に問い続けてみましょう。それが本当の願いを叶えだし、自然に楽しい人生を歩むことができる第一歩なのです。

宇宙法則を日常生活で活用してたどり着ける、本当の幸せのある生き方についてを『キラキラな宇宙法則をめちゃくちゃ日常生活に使ってみました』から全9回までお届け。今回は第3回目です。

宇宙法則活用には三つの罠がある

ここからは、宇宙法則やスピリチュアルな概念を人間である私たちが活用していくときに陥(おちい)りがちな罠について、症状別に三つに分けてお伝えしていきます。

読んでいて耳が痛い方や、ムカついてくるという方はとくに注意が必要です。

読んでいて心地よくなかろうとも、ご縁がなければ読むことは絶対になかったのですから、覚悟して読んでみていただけたらと思います。

過去につらい思いをしていたけど、今はこの三つの罠の話を読んで笑えるという方は、相当自分の中がクリアになっている方です。ぜひネタとしてお楽しみください。

一つ目の罠 〜自分不在の罠

症状「自分の素質をないがしろにする。

   他人のパターンを取り入れすぎる。」

ちまたにはたくさんの著者や講師がいますが、それぞれ生まれ持った素質があります。なので人によって自分にとっての心地よい感覚が違うのです。

例えば私は四柱推命(しちゅうすいめい)で観ると〝自立心・行動力・人脈〞の素質しかありません。四柱推命では他に〝遊び心・知性〞の素質があるのですが、私はその要素を持っていないんです。だから、ブログでも書籍でも、「自分でまず行動してね。行動大事よ!」とお伝えしますし、今はまっている「人狼(じんろう)」というゲームで遊ぶときにも、真剣に遊ぶことしかできないのです(酔っ払ってグダグダでゲームしたいとは思いません)。

この【自立心・行動力・人脈・遊び心・知性】それぞれの割合は人によって違います。ということは、とある著者や講師の方が「自分で行動する必要ないよ! ご機嫌でいればいいんだよ!」と言っていたとしても、その方に自立心と行動力の素質がないだけなのかもしれません。

うっかりすると自分が憧れている方のオススメする行動をそのまま真似したくなるのですが、その方のやり方が自分に合うとは限りません。その方と自分が同じタイプなのか? を事前に可能ならば調べておくことが大切です。もしタイプが違う場合には、「なぜその行動をしているのか?」と質問してみましょう。真似をするのは【やり方】ではなく【在(あ)り方】なのです。

それが無理な場合、最低限、生年月日で調べられる四柱推命や星読み、動物占いなどで自分の素質が一体どういうものなのか? を調べておくといいでしょう。今は無料で検索できるサイトもたくさんありますので、お好みのものを活用してみてください。

処方箋「わたしはなにが好きかな?」

二つ目の罠 〜ポジティブ思考の罠

症状「ワクワクが口癖になる。

   いつまで経っても妄想の世界の住人になる。」

西洋的な自己啓発ブームの影響からか、ポジティブ・シンキングをもてはやす風潮がありますが、残念ながら、上っ面のポジティブ・シンキングでは夢は叶いません。『成功するにはポジティブ思考を捨てなさい〜願望を実行計画に変えるWOOPの法則』(ガブリエル・エッティンゲン著・講談社)より、著者の言葉を引用します。「現実を認識しないで夢を見てもうまくいかない理由はいくつもある。夢を見るという心地よい行為によって、人は頭のなかで願いをかなえてしまい、現実世界で困難を切り抜けるために必要なエネルギーを吸いとられてしまうようだ」

この本はものすごい量の研究とデータに基づいてポジティブ思考の罠と、本当に夢が叶いやすくなるための方法について書いてある良書です。他の著者がたまたまうまくいった体験談を得意気に語っているだけの成功本を真似てうまくいかなかった方にこそ、読んでほしいですね。

くり返しになりますが、何か夢を持ったり、こうしたいなと思うことは全然かまわないのですが、妄想にふけっているだけでは行動に移りにくくなります。

また、実際にその夢や目標に向かって行動していく中では、失敗したり批判されたりといったたくさんのネガティブなことが起こります。

このときにネガティブな自分のことをちゃんと認めてあげていないと、「これは私の本当のワクワクではないわ」と他の妄想劇場へ逃避したり、挫折して自分の望みを意識することをあきらめる場合すらあるのです。

スピリチュアルな分野の話をすると、高次元の存在からの宇宙メッセージを伝えている方がいますよね。

高次元の星には、感情も思考もなくて【意識体】だけがあるので、その存在が意識したこと=考えたこと=メッセージにそのままなるのです。しかもその思考が浮かぶ=そのまま純度100パーセントなんの疑いもない信念になっているので、高次元の星ではすぐにその思考が具現化するんです。

だからそういう高次元の存在は「ポジティブなことを思うとポジティブなことが起こる」と言っているのです。

だけどここは地球で私たちは人間。そのことをくれぐれもお忘れなく!

また、こんなパターンもあります。

・〝ワクワクする夢を語るセミナー〞に行って応援されて気持ち良かったからと、いつまでも夢を語るセミナーに通い続ける

・「いつかハワイに行くのが夢なんだ〜」と友達と一緒になって妄想している自分に満足する(いつまでも誰もやらない)

・「こういうことを仕事にしたいんだ」と誰かに語ってほめられると、その〝チャレンジ精神を持ったかっこいい自分〞に酔えるため、失敗して恥をかく可能性がある実際の行動をやらなくなる

日常生活でもこんな人たちはいくらでもいると思います。

でも別にその人たちが間違っているわけではありません。単にリアルな現実でチャレンジするのではなく、妄想の世界を楽しむことを選んだだけです。

ただし、あなたがもし本当に自分が望んでいる人生へとシフトしたいのならば、ポジティブ思考や妄想に逃避するのではなく、現実の自分のことを踏まえた上で行動しましょうね。

処方箋「まず、なにから始めよう?」

三つ目の罠 〜スピリチュアルの罠

症状「肉体ケアを怠る。欲を否定して欲求不満になる。」

これはもう明確ですよ。私たちには身体があり、性別があり、欲求もあります。身体がなく、意識ですべてのものとつながるワンネスの星の人ではありません。

肉体を超えた意識体は、フェスで楽しく踊りまくった後の冷たいビールでプハァーー! の快感がわかりません。性別がないワンネス星人は、好きな人ができたトキメキも、恋愛ドラマのようなシーンも、フラれたときの寂しさも、肉体を使って感じ合うセックスも経験できません。欲のない無我の境地で生きている聖者(本当にいるのそんな人?)は、美味しそうなレストランも、素敵なスイートルームも、オシャレの楽しさもわかりません。

それは覚醒した未来の人類の姿なのかもしれませんが、私はまだこの地球を、人間である自分を同じ地球にやってきた仲間とともに楽しみたい。

だからこそ、宇宙法則も、スピリチュアルなメッセージも、あなたが人間としてこの地球で楽しく普通の日常を過ごしていくためにこそ、活用してほしいのです。

最後に、

恋愛→「高次元の星ではみんながみんなと結婚してます」

物欲→「欲を手放しましょう」

お金→「お金にとらわれるのはやめましょう」

こうした宇宙人のメッセージに惑わされないために処方箋を出しておきましょう(この処方箋をスピリチュアル・セミナーの講師に投げかけると大変怒られます。気をつけましょう)。

処方箋「ここは地球! わたし人間!!!」

著=岡田 哲也 イラスト=永井あづみ