幕の内弁当、麻婆豆腐弁当… 今フランスでは日本の“BENTO”が大人気?

#くらし   
彩り豊かな幕の内弁当に海外の人も大満足!


世界中で同じ質問をして、文化や風習の違いを調査する番組「世界くらべてみたら」(TBS系)。

11月29日の放送では、「アナタの国のお弁当といえば?」といったインタビューを敢行します。

すると、世界各国の意外な“お弁当事情”が明らかになりました。

日本の“BENTO”がフランスで大人気?


まずは食へのこだわりが強い“美食大国”フランスのお弁当事情を見ていきましょう。

早速街頭インタビューをはじめると、「サラダとサンドイッチ。そのくらいよ」「タッパーにハムサンドとか簡単なものを入れる」などの声が。

お弁当は手軽に食べるもの、そしてしっかりしたものが食べたい時はレストランに行くといった考えがあるようです。

しかし中には、「お弁当といえば“BENTO”でしょ。あの小さな器に料理が詰まってるあれだよ」「“BENTO”は日本から来たランチボックスよね? 一度に色んな味が楽しめて素敵だわ」といった声も。

実は最近のフランスで日本のお弁当が“BENTO”として浸透し、パリ近郊にはお弁当屋さんが15店舗以上存在しています。

「イシー バル ド セーヌ」駅のホームにある「小江戸へどうぞ」というお弁当屋さんでは、幕の内弁当や麻婆豆腐弁当が大人気。

多い時は1日300個売れるほどの盛況ぶりを見せています。

お客さんに話を聞いてみたところ、「フランス料理はもちろん一流だわ。ただコース料理が基本だから、出てきた順に食べないといけないでしょ?」「日本の“BENTO”はどこからでも食べていいから、とても新しく感じた」と人気の秘密を教えてくれました。

お次は宗教の違う様々な民族が暮らす国・インド。

宗教によって食材の“タブー”が異なるインドは、「外食=何が入っているか分からない食べ物」という考えが根底にあります。

そのため家庭の料理が最も安全とされ、家からお弁当を持参する人がほとんど。

またインド料理は香りの強いスパイスを使うので、“カネ カ ダッバ”と呼ばれる密封性の高いステンレス製のお弁当箱がポピュラーです。

一般的なインドの中学校で生徒たちに見せてもらうと、やはり“カネ カ ダッバ”を持参している人は少なくありません。

しかしサイズが大きく重いため、最近は手軽にタッパーを持ち歩く学生たちも増えてきたようです。

番組を見ていた視聴者からは、「世界のお弁当文化なんて知る機会ないし、スゴく新鮮」「まさかフランスで日本のお弁当が人気とは! 美食大国に認められるなんて誇らしいね」「当たり前だけど、お弁当にも様々な文化があって本当に感心する」と反響の声が上がっていました。

世界に広めていきたい日本の食文化!


【写真】手軽で美味しいおにぎりが世界を魅了?


多彩でオリジナリティに富んだ日本のお弁当は、少しずつ世界中に浸透しています。

以前放送された「TOKYO MX NEWS」(TOKYO MX)では、日本の米文化を海外に広める取り組みを紹介していました。

2015年に開催された「ミラノ国際博覧会」の日本館で行われたのは、ご飯のにぎり体験イベント。

おにぎりの魅力を海外に発信しようと活動する団体が企画したもので、訪れた外国人に具の包み方などを指導します。

来場者はご飯の握り方に悪戦苦闘しながらも、その味に大満足のようでした。

また中には、「お寿司より美味しい」と絶賛する人も。

今後も東京五輪や大阪万博など、日本で行われる世界的なイベントは盛りだくさん。日本はこれから益々注目される国になりそうですね。

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