【クイズ】ポン酢の「ポン」ってなに? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(16)
「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第16回目をお送りします。
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鍋物には欠かせないポン酢の「ポン」ってなに?
冬になると恋しくなる鍋料理。ちり鍋や湯豆腐、しゃぶしゃぶ、水炊きなどに欠かせないのがポン酢である。ポン酢は、しょう油にポンカン、ザボンなどの柑橘(かんきつ)類の酸味をきかせたつけ汁で、素材の味を引き立ててくれる。
ポン酢というユニークな名称は、オランダ語に由来する。オランダでは柑橘類のしぼり汁を「ポンス(pons)」といい、その「ス」に日本語の「酢」を当てた造語がポン酢なのだ。けっして「材料にポンカンを使っているからポン酢」というわけではない。
オランダのポンスは、日本のポン酢とはまったく違う使われ方をしていて、酒や砂糖を加えて温めて飲むもの。それがなぜか日本では鍋物のお供になったのだ。
また、同じくポンがつく商品に「ポンジュース」があるが、こちらはみかんが原料だからではなく、「日本一」から生まれた言葉だとか。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
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Information
頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学
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子どもを持つ親たちに、そして、おじいちゃんやおばあちゃんにもぜひ読んでほしい「教養系雑学」。本書は読んで面白い雑学を「教科別」にわかりやすく収録。
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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。
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