太ってしまう原因は部屋のレイアウトにある?“仕掛学”を使った痩せやすい部屋作り

#くらし   
ちょっとした“仕掛け”で行動を変える“仕掛学”


本来の目的を意識させず、鮮やかに問題解決へ導く“仕掛学”。

これは「人の行動はちょっとした“仕掛け”で無意識に変えられる」という考えから生まれ、近頃大きな注目を集めている取り組みです。

以前放送された「幸せトリガー研究所」(フジテレビ系)では、「仕掛学を使ったダイエット」を特集。

部屋のレイアウトを変え、痩せやすくする方法を教えてくれました。

仕掛学を使った太らない部屋作り!


番組に登場したのは、「あいあいパーティー」というお笑い芸人のツッコミ・あいさん。

彼女を“カワイイ女芸人”として売りたい事務所の目論見に反し、ここ最近体重が増え続けているそう。

そこで今回、仕掛学を使ってあいさんの部屋を痩せやすいレイアウトに改善していきます。

協力してくれるのは、さとうヘルスクリニックの院長・左藤桂子先生。

彼女は“楽して痩せる”ダイエットのスペシャリストです。

早速あいさんの自宅を隅々までチェックした左藤先生は、「とっても太りやすい部屋になっている」と指摘します。

一体“太りやすい部屋”とは何なのでしょうか。

あいさんの部屋を調べてみると、鏡がほとんどありません。

そのため彼女も、普段は小さな手鏡1つで済ませているとのこと。

左藤先生は鏡の有無が太る原因を作っていると語り、部屋の至る所に鏡を設置していきます。

実は部屋のどこにいても否応なく自分の姿が写ってしまう仕掛けは、生活態度を改める“トリガー”になるそう。

リビングには全身鏡、ドアやトイレの壁面、キッチン横にまで鏡を取りつけていきました。

続いて左藤先生が気にしていたのは寝室。

あいさんの部屋は2面採光にもかかわらず窓には薄手のカーテン1枚のみ。

寝ている間には、成長ホルモンが分泌されて代謝も上がります。

そのためしっかりと暗い部屋を作り、睡眠の質を向上させるのも重要なポイント。

番組を見ていた視聴者からは、「“痩せやすい部屋”というワードがスゴく魅力的だよね」「早速シールで貼りつけられる鏡を購入しました」「痩せるために部屋から変えるのは良い発想。仕掛学って面白い」と反響の声が上がっていました。

仕掛学が注目されたのは画期的な消毒方法から?


【写真】人の行動を操作する心理テクニックで社会問題を解決!


「ついやってしまう」といった人の心理を巧みに利用する“仕掛学”。

日本でこの取り組みが注目されたのには、あるキッカケがありました。

仕掛学の第一人者と言われるのは、阪大大学院経済学研究科の松村真宏先生。

彼は病院やショッピングモールなど人が多く集まる場所に、イタリア・ローマの“真実の口”を設置します。

真実の口といえば、口に手を入れる行為を思い浮かべる人も多いでしょう。

実は口の中に手を入れてみると、自動で消毒液が噴出される仕組みに。

見た人の好奇心を刺激して意図せず風邪の対策ができるため、実際に体験した人からも大好評。

画期的なアイデアは、多くのメディアで取り上げられることになりました。

今後も世の中の様々な問題に対し、仕掛学が活躍していくかもしれませんね。

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