変な置物、お古の洋服、ハンドメイド作品…お義母さん、そのプレゼントありがた迷惑です!

#くらし   

基本的にプレゼントとは嬉しいものですが、中にはちょっと困ってしまうようなものをもらうことも。

特に世代が異なる人からの贈り物は波紋を呼びやすいようで、先日もネット上で「義母からもらったいらないプレゼント」という投稿が話題になりました。


お姑さんからの「ありがた迷惑なプレゼント」とは?


とある主婦の義母は会うたびに“本”をくれるのですが、正直趣味に合わないものばかり。「本は結構です」と何度釘を刺しても、「せっかくだから読んでみて」「いらなかったら捨てていいから」の一点張りです。

義母からの“ありがた迷惑なプレゼント”に困った相談者は、「皆さんも同じような経験ありますか?」とネット上に質問を投げかけました。

すると彼女の投稿を見た世の主婦たちから、たくさんのコメントが殺到。もらったプレゼントの種類は実に多種多様で、例えば「新聞の勧誘でもらった某球団のぬいぐるみ」「市松人形」「こけし」「鷲の剥製」「狸の置物」といったものが。

中でも衣類関係の贈り物は特に多いようで、「趣味の合わない洋服や鞄。捨てるわけにもいかず、クローゼットに入ったまま」「どピンクの女児服」「アラサーの義妹の子どもの頃の服」「『I LOVEばぁば』と書かれたトレーナー」などの声が続出しています。

さらには「ハンドメイド好きな義母から、季節ごとに制作品が届きます」「私の義母は折り紙が得意なのでよく工作物を貰う」「姑自作の絵画を見せられたので、『上手』って褒めたら過去の作品をくれるように…」「巨大プリザーブドフラワーを貰ったことがある。申し訳ないけどインテリアと合わないからいらない!」と“手作りプレゼント”を貰う人も。手作り品を貰った人の中には、「姑の魂がこもってそうで、捨てるに捨てられない」というお悩みもチラホラ上がっていました。

平成生まれと昭和生まれで贈り物事情は異なる!?


いっぽう“お姑さんに贈るプレゼント選び”では、こんな面白い調査結果も。2018年9月~10月に花王株式会社とanan(株式会社マガジンハウス)が共同で実施した「平成嫁・昭和嫁の嫁姑関係に関する調査」では、昭和生まれのお嫁さんと平成生まれのお嫁さんで“贈り物事情”が異なることが判明しています。

例えば「お姑さんにプレゼントを贈る機会として大切にしているのはいつ?」という質問では、昭和生まれの上位には「母の日(77%)」「誕生日(29%)」「お正月(22%)」がランクイン。対して平成生まれのベスト3は、「母の日(71%)」「誕生日(63%)」「お中元・お歳暮(17%)」という結果に。平成生まれは母の日と同じくらい誕生日を重視している点から、昭和生まれよりもマメにプレゼントを贈っていることが分かりました。

また、同調査では平成嫁・昭和嫁それぞれに「お姑さんと仲良しですか」と質問。すると、「とても仲良し」「まぁまぁ仲良し」と回答した平成嫁は56%、昭和嫁は23%という結果となりました。

平成の時代になり、いわゆる古めかしい「嫁姑問題」は減っているのかもしれません。

トラブルのきっかけにも、仲を保つツールにもなるお嫁さん・お姑さん間の贈り物。

あなたはどのように贈り物をもらったり、贈ったりしていますか?

文/藤江由美

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