自慢の夫、健康すぎで困ります!? 「病気の人の気持ちが分からない」と言われても…!【体験記】

#くらし   

人に大きな声では言えないけど、日々心にためていることがある…!?「義両親との関係、こんなに大変」「すべてを私に任せっきりの夫についにブチ切れた!」「職場に変わった人がいて迷惑を被っている」…などなど、レタスクラブニュース世代が直面するさまざまなモヤモヤや課題について、当事者が執筆。そうそう、あるある!と共感できることうけあいです。

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ねこのしっぽ

性別:女

プロフィール:インフルエンザなら「うな丼」、咽頭炎なら「激辛の麻婆豆腐」、これ全部病気の私に夫が準備した食事なのです。

 


「あなたはホントに素敵な人と結婚したわね。体の弱いあなたのことがずっと心配だったけど、あの旦那様なら心配なさそうね。ホントに自慢の娘婿だわ」

これは実家の母のありがたいお言葉。それが真実なら……。

正義感が強くてとってもやさしい私の夫は確かに自慢の夫です。

ですが1点困ったことが。それは、「病気の人の気持ちが全くわからない」ということ。



その理由は、超がつくほど夫の体が丈夫なこと。ほとんど毎日100点満点といえるくらいの体調なのだそう。

ごくごくまれに体調が悪そうな様子を見せますが、それも何年かに1回程度。まさに鬼の撹乱という言葉がぴったりです。

しかし、そんな「撹乱」が起きたときでも夫は普段通りの食欲を発揮。それどころか、体調を気づかって「おかゆにする?」なんて言う私に、焼き肉や豚カツなど、体調不良とは思えないものを要求してきます。その後はいつもよりも早めに眠るだけでOK。翌朝にはケロッと治っています。

その結果、「病気は好きなものを食べてしっかり寝れば完治する」と信じ込んでいるのです。

まあ、自分の体で実証しているからあながち間違ってはいないのですが……。

対して私は元来の虚弱体質で持病もち。ですので「今日は100点満点!」と感じられる日はめったにありません。

つまり、健康に関しては私たち夫婦は正反対。私は夫の超健康体が理解できず、夫は私の病気のときの状態が理解できないのです。



例えば、これは私がインフルエンザに罹患したときのこと。高熱・体の震えが止まらない、そんな状態になっていても「風邪ひいたかな?」と夫は能天気。震えている私を見ても「寒いの?」と言いながら部屋の暖房を最強にして「ゆっくり寝て直そうね」と言うだけ。

「病院に行く」という発想がないのです。

というわけで、私は朦朧とした意識の中で「病院に連れて行って」と自分の症状を事細かに説明し、それでも納得できなさそうな夫に車を出してもらってようやく私は病院へ行けるというありさま。

そして病気の時の食事の問題も。私が寝込んでしまった場合、夫が食事の準備をしてくれるのですが、これがまた私からすると「なぜ!?」と言いたくなるメニューなのです。

まず、前回のインフルエンザのときは、うな丼を買ってきました。その前は焼き肉。これはスタミナをつけてほしいと考えてのことなのだそう。

あるいは咽頭炎のとき。つばも飲み込めないくらいの状態だと説明したら、激辛の麻婆豆腐が出てきます。そこには豆腐なら食べられるだろう、という夫なりの判断が。

極めつけは肺炎のときのこと。風邪をこじらせて肺炎になり、高熱と咳で苦しんでいる私に、なぜか夫はカレーのデリバリーを準備するのです。「なんでカレーなの?」と聞く私に対して、「ストレス発散には好きなものを食べる煮が一番!カレー好きでしょ?」と真面目な顔で答える夫。

そんなことがあるたびに「分かり合えない!!!」と心で叫ぶ私なのです。



結婚当初は若狭で何とかやり過ごせましたが、これからどんどん年齢を重ねたら……

心配で仕方がありません。

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。

※記事に使用している画像はイメージです。

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