人に大きな声では言えないけど、日々心にためていることがある…!?「義両親との関係、こんなに大変」「すべてを私に任せっきりの夫についにブチ切れた!」「職場に変わった人がいて迷惑を被っている」…などなど、レタスクラブニュース世代が直面するさまざまなモヤモヤや課題について、当事者が執筆。そうそう、あるある!と共感できることうけあいです。


<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ちもて

性別:女

プロフィール:勝手気ままに暮らしたい、海外旅行大好き主婦です。


情緒不安定な友人。見捨てることは出来ないけれど、どこまで付き合う?【体験記】 画像(1/1)  

昔からの付き合いである友人A子。年は下ですが、仕事で知り合った当初は向こうのほうが先輩。いろいろ教えてもらっていたのが、プライベートなことを話すうちに意気投合して飲みに行く仲になりました。そして、A子は独身ですが、結婚して子供もいるわが家へも遊びに来るようになり、家族ぐるみの付き合いになりました。

普段は陽気で誰とでもすぐ仲良くなれるので友だちも多く、SNSであちこちに行った様子をアップしては楽しく暮らしているように見えました。

ただ、繊細で情緒不安定なところがあり、たとえ昨日まですごく仲良くしていた相手であっても、気に入らないことがあると話し合うこともなく一方的にスパッと関係性を絶ってしまうことが多々ありました。


A子はお酒が大好きで、酔うと大声でしゃべり笑うので、一見ガサツな性格に見えます。けれど実は人が思うよりデリケートで、人の評判を気にし、傷付きやすいのです。

付き合いの浅い人の中には「A子にならこれくらい言ってもかまわないだろう」と冗談の範疇を超えたことを言って笑い話に持っていこうとする人もいます。それに傷付いたA子は、その人とは二度と付き合おうとせず、相手が気づかないうちに線引きをしているのです。

「なぜかわからないけれど、A子に避けられている」「絶交されたみたい」という話を何度も耳にし、何度かは直接A子に何があったのかと聞いてみたこともありますが、A子は常に相手の傲慢さや無神経さを羅列して、まくしたてます。一度激昂するとなかなか切り替えることができないので、泣くわわめくわで手がつけられなくなり、その後落ち込みます。その間は食事もとらないくらいなので心配なのですが、私にも家庭があり、帰らなければなりません。正直、終わりのないヒステリーに閉口することもしばしばでした。


万事そんな調子なので、ようやく婚約まで至った相手にも、ささいな原因で一方的に別れを告げました。

その直後にA子の幸せを誰より願っていた最愛のお父さんを病気で亡くし、今は病弱なお母さんと2人で寄り添うように暮らしています。

30代の頃はA子の行く末を心配していたお母さんも、むしろ自分の老後にA子の存在が不可欠なようで、A子の将来に関してはもはや考えていないように見えます。


他人のわたしがとやかく言える筋合いではありませんが、A子の情緒が落ち着いて、まわりの人間とうまく立ち回っていければ、いろんなことがうまくいくかもしれないのにな、と思います。

わたしはわたしで家族もあり、毎日のように飲み歩いているA子になかなか付き合うこともできません。年に数回しか付き合わないわたしをA子がどう思っているのかわかりませんが、わたしなりにA子のことは常に頭のどこかにあり、勝手に心配しています。


たぶんわたしとA子は腐れ縁で、彼女が何をしでかしても憎みきれず、一生付き合っていくんだろうなあと考えているのです。



※記事に使用している画像はイメージです。