私は義母たちの注文係!?始終接待で「嫁の立場」を思い知らされた食事会【体験記】

#くらし   

人に大きな声では言えないけど、日々心にためていることがある…!?「義両親との関係、こんなに大変」「すべてを私に任せっきりの夫についにブチ切れた!」「職場に変わった人がいて迷惑を被っている」…などなど、レタスクラブニュース世代が直面するさまざまなモヤモヤや課題について、当事者が執筆。そうそう、あるある!と共感できることうけあいです。

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:好き嫌いなし

性別:女

プロフィール:結婚生活は短かったですが、内容が濃かったため、結婚はお腹いっぱいです。

 


ある日のこと。母の日、父の日のお礼にと、義理の両親(70代)の奢りで私達家族(旦那、私、子供)と義妹家族(夫婦と子供2人)の総勢9名でお魚が美味しいと評判の日本料理店に食事に行く事になりました。

個室を予約していたので、早く到着した私たちは店員さんに個室の座敷の奥の席に通されました。が、義妹家族と連れ立って遅れて来た両親は私たちが座ってる席を見ると「あら、早い人が奥?」とムッとしているので、私が「いえいえ、こちら(奥)の席にどうぞ」と席を立つと「じゃあ、お父さんこっち、孫達はここ」と、嬉々として全員の席を義母が決めました。当然というか私は一番扉に近い席です。「〇子(私)さんは“若いし痩せてて身軽だから”動きやすい席で、ね」と取ってつけたように言われ「別に私は痩せてませんし、小姑の娘のほうが若いんですけど!」とは言えず、「はい」と端の席に座りました。

義母は嬉しそうに「大人は全員まずはビールで良いわね。孫たちはジュース? 〇子さん、瓶ビール3本とジュース3つ頼んで」と言い、私は扉を開けて「すいませーん、ちょっと良いですかー?」と注文のため、大声を張り上げるのでした。

お料理はコースで頼んだのですが、義母が「ここはお料理の量がお上品で少ないから、みんな好きな物を注文しなさーい!」と嬉しい事を言ったので、みんな大盛り上がり。

義母が「〇子さん、注文の品を定員さんに伝えてね。孫達は何が良いの?」と楽しそうに次から次へとお料理を頼むので、私は落ち着いて食べている時間はありません。

コースはお刺身がメイン、私は生魚が苦手で食べられません。私以外はお刺身が大好きなので、それぞれ追加でお刺身やお寿司を頼むため、私が「から揚げを頼んでもいいですか?」と義母に聞くと「さっき孫が頼んだじゃない! 別のものにしなさいよ」と言われ「じゃあ、さつま揚げを」というと「油物はから揚げで十分よ」と言われ注文させてもらえません。

義母から「早く決めないと食べ終わるわよ!」と言われ、困って「サラダでも」というと「日本料理屋でサラダ?」と笑い「〇子さん、全然決まらないから漬物盛り合わせにすれば。お父さんも好きだし、ね!」と、特に好きでもない漬物盛り合わせを注文させるのです。来た漬物は「お父さん、来たわよ」と鉢ごと義父の前に置かれ、手も出せませんでした。

その後も「ご飯お替り」「お茶」と散々使われた揚げ句、私には「〇子さんは甘い物もそんなに食べないのよね」と、義母と娘、孫達だけであんみつやアイスのデザートを食べ、食事会は終了しました。

帰宅して残り物のカレーを食べていると、旦那が「さっき食べて来たのに」と言うので「私は接待のみで食べてないから」と言い返しました。

奢ってもらって文句も言えませんが、この家での「嫁の立場」を思い知らされた食事会でした。

※記事に使用している画像はイメージです。

この記事に共感したら

Information


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //