乗り物な〜んだ!?6つの条件にすべて当てはまる答えを推理 算数脳(13)【連載】

#育児・子育て 

AI化が進むなかで、論理的思考を身につけておくことはとても大切。社会人の素養としても必須の数学的思考を育てるパズルで、「できる脳」を育てましょう。単なる知識を超え、論理的思考力と柔軟な発想力を鍛えるパズルに、ぜひ挑戦してみてください!

※この記事は『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』(松永暢史・星野孝博/KADOKAWA)からの抜粋です。

乗り物な〜んだ!?6つの条件にすべて当てはまる答えを推理 算数脳(13)


下の6 つの文章すべてに当てはまるものはなんでしょうか?


■ 乗り物です。人が乗って動かします。

■ 上にいったり 下にいったりします。

■ 前後にはほとんど動きません。

■ 1 人でも乗れますが、だいたい2 人以上で乗ります。

■ 窓やドアはありません。

■ 電気や燃料を使いません。

☆外にあるものです。

(スクロールすると答えがあらわれます)

【答え】シーソー。

解説


「想像型発想術」の問題です。

想像とは、目的に向けて条件や状況の枠(わく)の中で思い浮かべることです。枠や目的がなく、ボーッと自動的に頭の中に何かを思い浮かべるのは、空想や妄想(もうそう)です。答えらしきものに届くまで連想の触手(しょくしゅ)を広げて正解を導き出すのが、想像型発想の考え方です。

この問題は少し意地悪で、はじめの4つで「エレベーター」と思わせておいて、5つ目、6つ目でひっくり返すことで、それまでの連想の触手をすべてムダにさせるようになっています。

ただ、電気や燃料を使わないことが、とても大きなヒントになります。乗り物と言われて思いつく、車や飛行機のような機械で動くものではない。そして窓やドアがないので、壁などで囲われたものではない、と推理できます。そこから外にある機械ではない乗り物と考えると、遊具にたどり着けるはずです。

また、この問題では情報整理力が必要です。子どもにとって6個の条件を同時に考えるだけでも、難題です。応用問題や文章問題になったとたん、急にできなくなる原因として、情報や条件を頭の中に残しておけないことがあります。

このような問題を考えて、親子で出し合うと、遊び感覚で情報を整理する力が身につきます。

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Information

『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』


『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』
これからの受験を乗り切るためには、論理的思考ができる数学能力が大切。単なる知識を超えた、論理的思考力と柔軟な発想力を育てるには、パズルが効果的です。大人にも挑戦しがいのあるパズルを全101問取り揃えました。

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著者:松永暢史(まつなが・のぶふみ)
1957年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。教育環境コンサルタント。教育や学習の悩みに応えるV-net主宰。「受験のプロ」として音読法や作文法、サイコロ学習法などを開発し、執筆や講演などで活躍。『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』『ガミガミ言わずに子どもを勉強させる方法』など著書多数。

星野孝博(ほしの・たかひろ)
1970年、愛知県出身。東京理科大数学科卒業。日本パズル協会代表理事。日本で唯一、教育的メカニカルパズルを専門に扱う(株)クロノス代表取締役。パズル制作のほか、パズルショップやクロノスパズル教室の運営を行う傍ら、Eテレアニメ『ファイ・ブレイン~紙のパズル~』の監修などにも携わるなど幅広く活躍。

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