シンプルにして考えるのがコツ! ○の数を数えずに求めるには? 算数脳(16)【連載】
AI化が進むなかで、論理的思考を身につけておくことはとても大切。社会人の素養としても必須の数学的思考を育てるパズルで、「できる脳」を育てましょう。単なる知識を超え、論理的思考力と柔軟な発想力を鍛えるパズルに、ぜひ挑戦してみてください!
※この記事は『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』(松永暢史・星野孝博/KADOKAWA)からの抜粋です。
〇の数え方
下の〇の数は全部でいくつあるでしょう。 全部数えるのではなく、計算で答えを出してください。

☆計算は九九2 回と足し算1 回です。
(スクロールすると答えがあらわれます)
【答え】

解説
考え方はいくつかありますが、これほど単純に置き換えられるものはないでしょう。もちろん、61 個は数えようと思えば簡単に数えられるので、試験などではこのまま出題されることはありません。実際には、この問題をヒントにして、
「 では、もっと点を増やし、外側の1列が100個のとき、全部で点はいくつになるでしょうか?」
という形で出てきます。こうなると、数えることはできません。そして、どこまでシンプルに考えられるかが、時間と計算間違いを少なくするポイントになります。上記と同じやり方であれば、
100 × 100 + 99 × 99 = 19801
たとえ列がいくつになろうと、計算式はとてもシンプルです。
正しい答えを出すということは、算数や数学ではとても大切なことですが、それで終わってはいけません。応用力が利かない力技は、すぐ壁にぶつかってしまいます。規則性や法則を見つけ出そうとする考え方は、算数脳の代表的な思考パターンです。
Information
『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』
これからの受験を乗り切るためには、論理的思考ができる数学能力が大切。単なる知識を超えた、論理的思考力と柔軟な発想力を育てるには、パズルが効果的です。大人にも挑戦しがいのあるパズルを全101問取り揃えました。
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著者:松永暢史(まつなが・のぶふみ)
1957年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。教育環境コンサルタント。教育や学習の悩みに応えるV-net主宰。「受験のプロ」として音読法や作文法、サイコロ学習法などを開発し、執筆や講演などで活躍。『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』『ガミガミ言わずに子どもを勉強させる方法』など著書多数。
星野孝博(ほしの・たかひろ)
1970年、愛知県出身。東京理科大数学科卒業。日本パズル協会代表理事。日本で唯一、教育的メカニカルパズルを専門に扱う(株)クロノス代表取締役。パズル制作のほか、パズルショップやクロノスパズル教室の運営を行う傍ら、Eテレアニメ『ファイ・ブレイン~紙のパズル~』の監修などにも携わるなど幅広く活躍。
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