AI化が進むなかで、論理的思考を身につけておくことはとても大切。社会人の素養としても必須の数学的思考を育てるパズルで、「できる脳」を育てましょう。単なる知識を超え、論理的思考力と柔軟な発想力を鍛えるパズルに、ぜひ挑戦してみてください!

※この記事は『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』(松永暢史・星野孝博/KADOKAWA)からの抜粋です。


カード推理

1 から9 までのカードが1 枚ずつあります。その中からAさん、Bさん、Cさんが2枚ずつ引きました。それぞれのカードの合計はAさん10、Bさん13、Cさん15 でした。3 人のカードの数は何でしょうか?

推理で割り出せ!3人が2枚ずつ引いたカードの数字はそれぞれ何? 算数脳(17)【連載】 画像(1/2) 推理で割り出せ!3人が2枚ずつ引いたカードの数字はそれぞれ何? 算数脳(17)

☆だれも引かず、残った3枚のカードは何だったのでしょうか。

(スクロールすると答えがあらわれます)














【答え】

推理で割り出せ!3人が2枚ずつ引いたカードの数字はそれぞれ何? 算数脳(17)【連載】 画像(3/2) 答え

解説

数字を適当に入れてみたくなる問題です。

まず、もっとも合計が大きいCさんに注目すれば、この「15」を作れるのは、6と9、7と8の2通りです。次に合計が大きいBさんの「13」を考えると、4と9、5と8、6と7の3通りですが、CさんとBさんが同じ数字を使わないようにすると、ここまでで2つの可能性までしぼれます。

この方法で解いた人は、数学的な情報処理能力に長(た)けた、まさに理系の頭の持ち主です。決して、悪い解き方ではありません。


次は、発想力を使った解き方です。この問題文には何も書かれていませんが、9枚から6枚引くのですから、3枚残ったはずです。その3枚に注目した人は、注意力と発想力に長けています。

残りの合計「7」を3枚で作れるのは、1、2、4の1通りのみです。この3枚のカードを消すことで、もっとも組み合わせが多かった「10」を3と7にしぼりこめるわけです。

5枚が消えれば、残りの4 枚で「13」と「15」を作る組み合わせは、すぐにわかるでしょう。