もはや買い物いらず!? 中国の食品スーパーが実施する“代行サービス”の実態

#くらし   
中国で話題の代行サービスを徹底解剖!


家事や運転など、様々な業務を代わりに実施してくれる“代行サービス”。

最近は日本でも浸透しつつありますが、中国では“とある代行サービス”が話題を呼んでいるようです。

“最先端の宅配”と謳われている代行サービスとは、一体どのようなものなのでしょうか。

所要時間30分の買い物代行サービス!?


2月23日放送の「運ぶチカラが世界を変えた!」(テレビ大阪)では、“進化し続ける物流の世界”を特集。

アリババグループ傘下の食品スーパー「フーマー・フレッシュ」で実施されている“買い物代行サービス”をピックアップしました。

同店は2016年に1号店をオープンして以降、中国各地に127店舗を展開。

中でも売り上げを伸ばしているのが、商品を自宅まで配送してくれる“買い物代行サービス”です。

スマホで注文すると商品を自宅まで届けてくれる他、1日1回までであれば“配送料無料”とのこと。

まず注文の依頼が入ると、店舗に待機する100人の店員が買い物を開始します。

注文を受けてから商品をバックヤードに回すまでの所要時間はわずか8分。

運ばれた商品は約200名の配走スタッフに引き渡され、3km圏内であれば注文から30分以内で商品を届けられるそう。

実際にサービスを利用した中国人からは、「重いものも配達してくれるので助かっています」「早ければ10~15分ぐらいで届けてくれますからね」と絶賛のコメントが。

これには番組視聴者も、「確かに重いものを持つ手間が省けるのは便利だね」「30分以内に届くなら、買い忘れや急な買い物の時とか凄く助かる」「買い物に行く手間がなくなるのはかなり大きい」といった声が続出していました。

小田急百貨店も“買い物代行サービス”を開始?


【写真】日本にも驚きの“買い物代行サービス”がいっぱい!


驚異のスピードを誇る中国の買い物代行サービスですが、日本も負けていません。

ネット上を調べてみると、日本にも様々な“買い物代行サービス”が。

例えば昨年12月、大手百貨店「小田急百貨店 新宿店」はhonestbee株式会社と業務提携を結びました。

honestbee株式会社といえば、買い物代行サービス「honestbee(オネストビー)」を展開する企業。

おかげで同百貨店に来店しなくても、生鮮食品や酒類などの商品が購入できますよ。

いっぽう今年2月には、ダブルフロンティア株式会社が新しい共同事業の実証実験を開始。同社は買い物代行サービス「Twidy」を提供する会社で、共同事業開始に向けて日産自動車株式会社と提携を結んでいます。

そもそも「Twidy」は、ご近所さんに買い物を頼む“地域密着型”の新しい買い物代行サービス。

今回の共同事業では“マンションの住人専用”の買い物代行サービスを展開し、ドライバー不足や買い物弱者の問題を解決するのが狙いです。

まず対象となる“大型マンション”に、Twidy専用カーを配置。

住人がTwidyサイトで買い物代行を依頼すると、マンション近隣に住む“Twidyのクルー”たちが専用カーを使って買い物を開始します。

あとはユーザーが指定した時間に商品が届くので、「遠出の買い物ができない」「買い物に行く時間がない」などの悩みを解消してくれるはず。

日々進化し続ける“買い物代行サービス”。今後も驚きのサービスが展開されていきそうですね。

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