子どもの絵や工作で部屋が埋め尽くされていく…!捨てられない思考回路をどうすれば?【お悩み相談】
お悩み相談
現在4歳の娘がいます。娘はお絵かきや工作、お手紙を書くことが楽しいようで、私も娘の作品が大好きです。私が家事や下の子の面倒で手が離せず娘が暇になってしまうと、折り紙をしたり、チラシの裏にお絵かきをしたりして遊んでいます。なので、毎日娘の作品が増えていきます。冷蔵庫や壁に貼ったり、段ボールに入れたりしていますが、すぐに埋め尽くされてしまいます。
月に一度、それらを全部まとめて、残しておくものと捨てるものに私が分けるのですが、ほとんど捨てられないのが現状で、段ボールに溜めてしまい、その段ボールが積み重なって、部屋を埋め尽くしつつあります。娘自身は作ることが楽しいだけで作品に執着は特になさそうなので、私がこっそり捨てれば問題ないのですが、捨てられません。一枚一枚の絵や物に思い出があり、同じ物はもう二度とないと思うと、結局残してしまいます。フォトブックも検討しましたが、現物だとクレヨンの掠れや一生懸命持ったために折れた跡などが残らないのではと思い、踏み出せませんでした。
旦那からは「捨ててくれ」と言われ、自分でも捨てることは大切だということは分かっています。自分自身、実家では私の幼少期の作品をたくさん残しておいてくれていますが、三十路を過ぎた私は「こんなの作ってたんだなー」程度で大した感想もありません。むしろ、片づけるのが大変だな、というのが本音です。だからこそ、将来の娘の為にも綺麗で快適な生活空間を作っていくことが大切と思っているのですが、いざとなると捨てられないんです。
成長するにつれて、作品を作らなくなったり、見栄えや評価を気にしたりするような作品ばかりになったりすると思うと、幼児期の作品が貴重に思えてなりません。片づけられないのは全て私の少し病的な思考回路のせいだと思っています。どのように考え方を変えていけばいいかを教えて頂きたいです。
大切にしたいというあなたの気持ちを大切に
お嬢さんの試行錯誤そのものを大切にしたいのですね。無理せず、手放すと納得できたら捨てましょう。段ボールに閉じ込めていては劣化して古ぼける一方です。大切にしたいのに捨てるつもりの箱に入れておくのは矛盾しています。「作品」も「大切に思う気持ち」も無理に捨てようとしているから動きが取れなくなっているのです。捨てる前提ではなく、好きなだけ取っておくつもりで整理してみてください。飾れるものはできるだけ飾る工夫を。軽い紙工作は糸で吊すとモビールになります。平面作品はファイリングして本棚に収め、いつでも眺められる状態にしましょう。その他は段ボールではない収納用品に。タンスやチェストの引き出しを工作保存用スペースにするとかさばる作品も収まります。保管作業を楽しめるのであれば続ければいいですし、作業量や空間を考慮して「ここまでして取っておかなくてもいいか」と思ったときに手放すようにするのはいかがでしょうか。
◆回答者プロフィール
CANDACE(キャンディス)
1977年生まれ。アートセラピスト。幼稚園・小学校教諭、心理系資格有。
Information
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