「共有物」や「思い入れ」が満載のラスボス・リビングの片づけは最後が正解 鬼速片づけ(9)【連載】

#くらし 

片づけに何度取り組んでも挫折してしまう……そんな人にこそ試してほしい、最強の片づけ法が生まれました。ズボラなあなたもぐんぐんモチベーションが上がり、エンタメとして楽しむうちに、二度とリバウンドしない片づけが完了します。心にゆとりが生まれ、理想の人生を歩みはじめるきっかけともなる必見の片づけ法です。

※この記事は『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(吉川永里子/アスコム)からの抜粋です。

「共有物」や「思い入れ」が満載のラスボス・リビングの片づけは最後が正解 鬼速片づけ(9)


リビングの鬼速片づけは最後に


お客さまにも多いのです。リビングから片づけたいという方が。

でも、リビングは最後にしましょう。

なぜなら、ここには思い入れの強いものが満載だからです。お気に入りの飾り、旅行のおみやげ……使っているかどうかでジャッジできないものが多すぎます。

そもそもファミリーの場合、リビングには"誰のものでもない"モノが散乱しています。

いる、いらない、を判断する責任者を探すだけでも、ひと苦労です。

ましてや"共有物"だったりすると、ひとりひとり使う頻度(ひんど)、思い入れの強弱がまちまちだったりして、なかなか結論が出ません。

そして、最大の敵、紙モノがこの場所に集まっています。

だから、どうしてもリビングからやりたいという方には、約束していただきます。「写真と手紙と書類が出てきたら、見ないで袋に投げこんでください」と。「写真」「手紙」「書類」と書いた紙袋に、かたっぱしから投げ込むのです。

いわば、紙モノ専用の保留ボックスです。箱でも、クリアファイルでも、使いやすいものでけっこうです。

写真、手紙、書類は、超厄介な最強のボスです。

とにかく気難しい相手で、「いる」「いらない」の判断に非常に時間がかかります。

保険の証書が23年分、出てきたお宅もありました。それを一枚一枚見て整理していくのは、なかなか大変。まとめて後まわしにしたほうが効率的です。では、投げこんだ紙袋に挑むときの秘策をお伝えしましょう。

重要書類と、幼なじみ(思い出の写真や手紙)以外は、迷ったら捨てて平気です!

紙モノは、時間がたっても何も解決しないばかりか、どんどんたまる一方です。

だったら、封を開けた瞬間に、いるかいらないかを鬼速で判断してしまいましょう。

たいていは、見ていないから白黒つけられないだけなのです。だから、とにかく手にしたものは見る。見て、その場で判断する。

DMや期限切れの案内はゴミです。すぐ処分。

支払いなど、処理しなければならないものは、バッグに入れましょう。外出のついでに処理します。

重要書類はクリアファイルなどに入れて、必要最小限だけを保管します。

そして、迷うモノは捨ててしまいましょう。なぜなら、もう1回くるからです。払っていない、返事をしていないものは、催促がきます。

定期的に送られてくるものも、いずれ最新版が届きます。

近ごろは、たいていインターネットでも確認できます。光熱費や電話の通話料、各種取り扱い説明書、パンフレット……紙でないと困るものはほとんどありません。

とにかく、手こずる相手が集結しているリビング。

片づけに挫折(ざせつ)した、その記憶は、リビングから片づけようとしたからではないですか?

他の場所を鬼速で片づけて晴れ晴れした気持ちと快適な暮らしを体感し、揺るぎないモチベーションが固まってから、取りかかることを強くおすすめします。

その頃には、短い時間でキレイにするツボがわかっていることでしょう。

片づけは、やればやるほど上達します。ますます鬼速でジャッジできます。

そして、部屋を片づけるほど人生にいいことが起こり始める―それを経験したら、リビングさえ、巨大な敵に思えなくなるのです。

著=吉川永里子

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Information

『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』

なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ


元「片づけられない女」が考案した超カンタン片づけ法。たった2つのポイントを押さえるだけで、すっきりした部屋と人生が鬼速で手に入れられます。二度とリバウンドしないから、これが人生最後の片づけに!これまでの片づけ法に挫折した人にこそ試してほしい、必見の片づけ法です。

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著者:吉川永里子(よしかわ・えりこ)
生き方スタイリスト。整理収納アドバイザー1級認定講師。「片づけられない女」だった過去の経験を活かし、個人宅での指導から講演・セミナー、メディア出演などの活動を通して、働く女性・主婦目線での整理収納やライフスタイルを提案してる。

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