子どもの好きな有名人の収入について徹底的に話をする お金に強い子どもに育てる方法(5)【連載】

#育児・子育て 

「毎月お小遣いをあげている」「部屋の掃除をしてあげている」「スマホをあまり使わせない」そんな子育てをしている方は要注意! 子どもがお金に強くなる機会を奪っているかもしれません。将来の幸せを掴むために必要な、お金に強くなり才能をぐんぐん伸ばす最新メソッドをご紹介します。

※この記事は『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』(酒井レオ/アスコム)からの抜粋です。

子どもの好きな有名人の収入について徹底的に話をする お金に強い子どもに育てる方法(5)


好きな有名人の収入について徹底的に話をする


お金の話題を大っぴらにするのは、はしたない。これが、日本の価値観ですよね。でも、お金は生きていくのに必要なもので、決して、汚いものでも、不浄なものでもありません。変に隠すから、そこに執着が生まれるのです。

赤ちゃんは、身近にいる人たちの会話を聞いて単語を覚え、やがて自在に言葉を操(あやつ)るようになっていきます。それと同じように、お金のリテラシーも周囲の会話から自然と身につけていくことができれば、そこに苦労はありません。

僕はサッカーチームのコーチを25年続けています。チームの活動の中で、子どもと保護者を車に乗せる機会がありますが、欧米やユダヤのママたちは、後部座席で普通に「今、どの銘柄に注目しているの?」といった投資についての情報交換など、お金にまつわる話題になることも珍しくありません。かたや、日本人のママたち。「あそこのママがこの間さ」といった噂話かグチまじりの会話ばかり……。お金の話といえば、新しく買ったバッグやアクセサリーの話題くらいでしょうか。

いきなり株の話をしろと言っているわけではありません。たとえば、家族で食卓を囲む時間に、今、世間で話題になっているニュースを取り上げて、お金の話題へと転換していくことなら、難しくないと思います。特に、スポーツ界のスーパースターに関する話題や、歌手、映画といったエンターテインメントの世界の話題なら、子どもの食いつきもいいのではないでしょうか。

日本のみならず世界が注目しているテニスの大坂なおみ選手。2018年に全米オープン、2019年に全豪オープンで優勝した際の賞金はいずれも3億円超え。21歳の彼女の生涯獲得賞金はすでに10億円を突破しています。

テニスの優勝賞金は、すべてのスポーツの中でもかなり高額です。日本人の強豪選手がひしめき、近年、人気がある卓球と比較してみると、よくわかります。卓球の場合、国際卓球連盟主催のワールドカップでさえ、優勝賞金は日本円で600万円程度。いったい、この差はどこからくるのかを子どもと一緒に考えてみるのです。

人気スポーツでは放映権料が高額になり、世界中にファンのいる人気スポーツであれば放送する国の数も増え、その分、放映権料がたくさん集まります。たくさんの国々で放送されるとなれば、そこに広告を出したい企業も増えるため、スポンサー収入も跳ね上がります。さらに、集客力が高ければチケット代も高額になります。たくさんのお金を集めることができれば多額の優勝賞金を出すことができ、人気選手のエントリーも増え、ますます魅力的な大会となって価値が上がります。

一人のスポーツ選手をきっかけに、社会の仕組みを自然と知ることができますよね。

あるいは、もっと身近なところで、スーパーでは100円でアイスクリームが買えるのに、お店の人が盛り付けてくれる専門店のアイスはどうして400円も500円もするのかを考えてみてもいいし、100円ショップが儲かるのはなぜか、なぜ地方を走る電車やバスは運賃が高いのか。生活の中のさまざまな場面に、お金の話題となるタネは転がっています。

こういった話題を何度かしていくうちに、子どものほうから「どうして?」と聞いてくるようになればしめたものです!

著=酒井レオ

この記事に共感したら

Information

『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』

お金に強い子ども


全米ナンバーワンの営業成績を最年少で獲得したカリスマバンカーの、「お金に強い子を育てる」最新メソッドがまとまりました。お金に強くなることは、将来幸せになるためのパスポート。ハーバード大学をはじめとする世界の一流大学が今求めている新時代のグローバルスキルが、この一冊で身につきます。

▼単行本情報はこちらから

▼掲載話一覧はこちら

著者:酒井レオ(さかい・れお)
ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちのバイリンガル日系アメリカ人。ワシントン大学卒業後、JPモルガン、コマース銀行(現TD銀行)を経て、バンク・オブ・アメリカに入社。史上最年少で「全米No.1」の営業成績を達成し、30代前半でヴァイスプレジデントに。その後、NPO法人「Pursue Your Dream Foundation(PYD)」、「PYD Japan」を設立し、グローバルビジネス教育の世界へ転身を果たす。

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //