「ブス、デブ、死ね!」暴言をやめない小3の息子。どうすれば直るのでしょうか【お悩み相談】
お悩み相談
私には、8歳の小学校3年生の息子がいます。その子が、私に対して常日頃から「ブス、デブ、死ね」と言ってきて困っています 。また、同居するおじいちゃんやおばあちゃんに対して「うるせぇ、じじい」「うるせぇ、ばばあ、妖怪村へ帰れ」と暴言を吐きます。友達や学校の先生、ほかの大人達に対してこのような暴言を吐くことはありません。ただ身内にだけいうのです。暴言を吐くたびに、ほっぺたをつねって叱るのですが、それが楽しいみたいで、最近ではほっぺたをつねられたいがために、わざと暴言を吐いてきているのかもとすら思います。
暴言を吐いたときには「そんなこと言われたらどんな気持ちか分かる?」と言って考えさせるのですが、あまり深く気にしていないようです。また、「死ね」と言ったときには、「それで本当に人が死んだらどうする」とたしなめるのですが、あまりピンときてないみたいで直りません。小さい頃は、素直でかわいく「ママ、好き」と言っていて、叱ったらすぐに直っていました。しかし、小学校2年生になった頃から暴言が始まり、叱ってもいうことをきかなくなりました。悪くなったきっかけが何なのかよく分かりません。
私の家は、私と私の両親、子どもの4人暮らしです。息子が0歳のときに離婚したため、息子は父親の存在を知りません。また、一人息子ということもあり、小さい頃から甘やかしてはいませんが、手をかけて育ててきました。叱るときはきちんと叱ってきたのですが、父親がいないため、母親とおじいちゃん、おばあちゃんで叱っても、あまり威厳がなくて効いていないのかもしれません。おじいちゃんは、子どもが暴言を吐いたときには「その言葉遣いやめなさい」と言って叱っていて、おばあちゃんは、「だめだよ」と注意していますが、あまり効きません。子どもの中で、叱られたら怖い存在というのがいないのだと思います。今後、言葉遣いがよくなるためには、どのような叱り方をして、どうすればいいのでしょうか。
「困らせる」という甘え方かもしれません
ご家族が敏感に反応する「暴言」を用いてコミュニケーションを楽しんでいる、相手を困らせることができるくらい語彙力が身について楽しい、家庭がストレスのはけ口となっているなど、さまざまなことが考えられますが、いずれにしても、彼はご家族を大好きで信頼しているからこそ暴言を吐くのでしょう。
彼は「暴言を吐く」→「ほっぺたをつねって叱る」という流れを期待しているのですね。あなたに触れてもらうことや、叱ってもらえること自体がうれしいのかもしれません。ですので、ご家族皆さんが「暴言」に対して無反応になってみてはいかがでしょうか。注意したい気持ちはこらえてください。その分それ以外のとき、特にプラスな言動に対して小まめに反応しましょう。褒めるときやうれしいときに、彼の頬を両手で覆いながら撫でるようにしてはいかがでしょうか。「前向きな表現をすると家族の反応がいいな」と彼が認識するといいですね。
◆回答者プロフィール
CANDACE(キャンディス)
1977年生まれ。アートセラピスト。幼稚園・小学校教諭、心理系資格有。
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