飼育員の苦労、親パンダの涙ぐましい努力… 子パンダ繁殖の裏側に隠された誕生秘話 画像(1/2) パンダの繁殖を支える飼育員たちの苦労とは?

子どもや大人から愛され続ける動物園の人気者・パンダ。

“パンダの繁殖は難しい”と囁かれている一方で、昨年8月には和歌山県の動物公園で赤ちゃんパンダが誕生しています。

そこで今回は、知られざるパンダ飼育の裏側を徹底調査。

3月13日放送の「探検バクモン」(NHK)では、パンダの飼育と繁殖の秘密に迫りました。


パンダの繁殖に成功した動物公園の裏側に迫る!

同番組が訪れたのは、これまで16頭のパンダの繁殖に成功した「アドベンチャーワールド」。本場中国を除けば、世界一の繁殖実績を持っています。

ちなみに同動物公園ではパンダの他にも、絶滅が危惧される“エンペラーペンギン”の繁殖にも成功しているとのこと。


パンダの1日は“食べて寝る”の繰り返し。

1日に大体20kg、多い時には30kgのエサを食べて生活しています。

しかも匂いで好みに合った竹を選ぶため、気に入らないと全く口をつけないことも。


さらに野生では単独行動をとるパンダ。

同じ檻に入れてしまうと傷つけあう危険性があるので、普段は別々の檻で飼育しています。そして発情期が訪れた時だけ、オスをメスのもとへ。

年に2~3日しか訪れない発情期を見逃さないためにも、飼育員たちは数台のモニターで毎日24時間パンダを観察しているそうです。


そんな飼育員たちの努力によって、昨年8月に「彩浜(サイヒン)」が誕生。

今はすくすくと育っている彩浜ですが、生まれた当時は僅か75gと通常のほぼ半分くらいの大きさでした。


体が小さすぎるせいで、体温調節や授乳が困難だった彩浜。

そこで飼育員たちが手で温めながら体温を維持し、母親パンダから搾乳したミルクをシリンジで少しずつあげていきました。

おかげで彩浜の体重は現在10kg程度になり、順調に成長しています。


「香香(シャンシャン)」誕生の裏には両親の涙ぐましい努力が存在!?

飼育員の苦労、親パンダの涙ぐましい努力… 子パンダ繁殖の裏側に隠された誕生秘話 画像(3/2) 【写真】妊活のためにパンダが“筋力トレーニング”に奮闘!

飼育員たちの手に支えられて育った彩浜ですが、上野動物園の「香香(シャンシャン)」にも知られざる誕生秘話が存在しました。


“香香の誕生物語”が紹介されたのは、2017年12月放送の「こんにちは! 動物の赤ちゃん」(NHK)。

香香の両親である父親の「力力(リーリー)」と母親の「真真(シンシン)」は、今まで毎日“ぐうたらな生活”を送っていました。

しかしこのまま堕落した生活を続けた場合、後ろ脚の筋力が衰えて交尾や出産に支障をきたす恐れが。

そこで飼育員たちはマル秘作戦を実行。

おやつを上からぶら下げて、パンダを後ろ脚で立たせる“筋力トレーニング”をおこなっていたそうです。


そんな努力も報われて、2017年6月に待望の香香が誕生。

まもなく誕生から2年が経とうとしていますが、香香の人気ぶりは今も健在のよう。

ネット上では、「まるっとした背中が可愛い~。いつまでも見てられる」「すっかり大きくなったけど、おまんじゅうみたいでまだまだ可愛いね」「なんか先月よりもまた一段と大きくなったような…」といった声が相次いでいました。


今も健やかに成長し続ける子パンダたち。その裏側には、飼育員たちの努力とドラマが隠されているようですね。