パスワード解除に20万円以上かかることも!? 知っておきたいデジタル遺品への対策法
さまざまな危険が潜む現代社会では、何が起こるかわかりません。
もしかしたら、突然命を落としてしまう可能性も…。
今回はいざという時のために備えておきたい“最新リスクマネジメント”について学んでいきましょう。
突然死によって起こる思いもよらぬトラブルとは?
4月に放送された「まんがいちTV」(フジテレビ系)では、さまざまなリスクに対する対応策を紹介。
今回はその中から突然死によっておこる「デジタル遺品トラブル」をピックアップしていきます。
まず紹介されたのは、亡くなった人が持っていたスマートフォンの「パスワードがわからない」というトラブル。
現在では知人や友人の連絡先がデータ上にしかない場合も多いため、葬儀などの知らせを出そうにも連絡先がわからない場合が多いそうです。
また最新のスマートフォンでは、何度も違うパスワードを入力するとデータを全て削除してしまうことも。
日本デジタル終活協会の代表理事・伊勢田篤史さんは、このようなトラブルは専門の業者に頼むことができると明かしています。
ただし20~30万円ほどかかるため、通帳などと一緒にメモを残しておくのがベスト。
また人に見られたくないパソコン内のデータには、「編みノート」というソフトがおススメです。
使い方は、あらかじめ死後に削除してほしいフォルダを指定しておくだけ。
自分以外の人がパソコンを開こうとしていると認識すると、指定したファイルを自動的に消してくれます。
さらに一定以上放置するとデータを自動消去したり、遺族にメッセージを残すこともできるそう。
これには視聴者も「編みノート、めちゃくちゃ良いな!」「ものすごくありがたいソフト。さっそくダウンロードしておこう」「見られたくないデータがいろいろ入ってるから、何か対策しておくだけで気持ちが楽だよね」と興味津々のようです。
「デジタル遺品」をテーマにしたドラマも登場
最近では、山田孝之さんが主演したドラマ「dele(ディーリー)」(テレビ朝日系)も話題に。
同ドラマは「デジタル遺品」をテーマにしたサスペンスミステリーです。
山田さん演じるフリーのプログラマー・坂上圭司は、依頼人の死後に遺留データを内密に消す会社「dele. LIFE」の社長。
作中では菅田将暉さん演じる何でも屋・真柴祐太郎と一緒に、デジタル記録に関わるさまざまな事件を解決していく様子が描かれました。
同ドラマは視聴者からも「ドラマ内のトラブルがすごく身近なことに感じられる」「自分の情報だけがネットの中で生き続けるってちょっと怖いよね」「自分の死後にスマホやパソコンのデータはそのままでいいのか。考えさせられるドラマだった」と大好評。
あなたもこの機会に、自身に関わる「デジタル遺品」について見直してみませんか?
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