かつお節の「節」って何?“かつお節”に隠された驚きの秘密に迫る!

たこ焼きやお好み焼き、冷奴など、数多くの料理に使用されている“かつお節”。
しかし普段から目にしているにも関わらず、かつお節について知らないことはいっぱいあります。
そこで今回は、“かつお節”の意外な秘密を徹底解剖。
4月6日放送の「ポルポ」(テレビ朝日系)では、“かつお節”にまつわる2つの疑問が明かされました。
かつお節は納豆と同じ“発酵食品”だった!?
まずは「かつお節の『節』って何?」という疑問について。
実はかつお節の「節」は、“おろしたカツオの身の1つ”を指しています。
まずカツオをおろす際は、頭をとって胴体を3枚おろしに。
そのおろした半身をさらに半分にカットした時、背中側の半身を「雄節(おぶし)」、お腹側を「雌節(めぶし)」と呼ぶそうです。
ちなみに雄節は脂肪が少なく、あっさりとした味わいが特徴。
いっぽう雌節はやや脂肪が多めで、雄節と比べてコクがあります。
かつお節にまつわる疑問は他にも。
実は世界一硬い食べ物と称されている“かつお節”ですが、そもそも何故こんなにも硬いのでしょうか。
その秘密は、かつお節を作る工程にありました。
かつお節を作る手順は「1.カツオをおろして節を作る」「2.長時間じっくりと茹でる」「3.手作業で骨を抜く」「4.薪で燻して乾燥させる」「5.カツオブシカビで発酵・乾燥させる」「6.カビがついた節を日に干す」といった流れで、中でも5つ目の作業が重要なポイントです。
印象こそ薄いものの、カツオは納豆同様カビで発酵させる“発酵食品”。
カツオをカビ付けにすると、水分が吸収されてどんどんカチカチに。
仕上げに天日干しをして限界まで水分を抜いた結果、世界一硬い食べ物・かつお節が完成します。
かつお節の意外な秘密に、ネット上でも驚きの声が続出。
「かつお節の“節”の意味なんて考えたこともなかった…」「かつお節が納豆と同じ発酵食品っていうのもビックリ!」「かつお節って意外と奥が深いんだなぁ」といった反響が上がっていました。
かつお節を食べると頭が良くなる!?

かつお節にまつわる疑問を解明したところで、お次はかつお節に秘められた“意外な効能”をご紹介しましょう。
社団法人日本鰹節協会の下に組織された青年会「全国鰹節類青年連絡協議会」の公式サイトによると、かつお節には美容成分がたっぷり。
お肌のハリと潤いを作る「タンパク質」と「メチオニン」が豊富に含まれているため、毎日少しのかつお節を口にすることでお肌のみずみずしさがキープできるそうです。
さらにかつお節には、頭が良くなる効果も。
一般的に脳は栄養状態に左右されにくいとされていますが、長期間に渡って栄養不足が続くと話は別。
特に成長期の栄養不足は脳が小さくなり、知能指数が低下する可能性が。
つまり脳の成長のためには、タンパク質をはじめとした十分な栄養を摂ることが何よりも大切。
その点かつお節はタンパク質や頭が良くなる成分「DHA」が豊富なので、成長期の子どの心強い味方ともいえます。
普段何気なく使っている“かつお節”。知られざる秘密や効能を紐解くだけで、かつお節の見方が随分と変わってきますよね。
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