エビデンスを元に服を順位づけ。2年着ていないなら処分! 大人のラク家事(5)【連載】 画像(1/1)

収納用品を山ほど買い込み、家中をきれいに片づけても、家事がラクになった実感はあまり……そんな経験ありませんか。 整理整頓には「ものを減らす」に加えて、「手間を減らす」工夫をすることが大切。「家事が嫌い」、「家事が苦手」という人でもOKの片づけ&整理整頓の工夫を身につけ、「ラク家事」でゆとりある暮らしを実現しましょう!


※この記事は『大人のラク家事』(Rin/KADOKAWA)からの抜粋です。


服は順位をつけて減らす

着ない服は捨てよう!そう決めてもなかなか整理が進まないのは、服を一枚一枚手に取り、「着る、着ない?」「高価だったし」と悩んでいるからではないでしょうか。服を捨てるときの判断基準は、「この先着るか、着ないか」ではなく、「今着ているか、着ていないか」。つまり、客観的な根拠(エビデンス)です。


エビデンスとは、医療や介護、健康の分野で一般的に使われている言葉です。普段はケアマネジャー(介護支援専門員)として仕事をしている私も、高齢者のケアプランを作成するときは、血圧の数値や1カ月の転倒回数、体重の増減などのエビデンスをもとに、3カ月後、半年後の改善目標などを立てています。客観的な数値があるとプランも立てやすいですし、目標も数値化したほうが行動に移しやすく、達成しやすいのです。この考え方は、ものの整理整頓や管理についても同じだと私は考えています。


服の使用頻度を数値化すれば、着る服、着ない服が客観的に把握できるので、処分しやすくなります。また、自分のライフスタイルに合った服の必要量や、クローゼットに無理なく収納できる量を数値化することで、必要以上に服を持たない快適な暮らしの目安にもなります。


服を整理するときのStep 1は、分類です。まず、傷んだ服は捨てましょう。次に(1)今週着た服、(2)今月着た服、(3)今シーズン着ていない服、(4) 今年一度も着ていない服に分類し、Step 2で着ていない服はその理由を吟味します。


2年間着ていない服を、この先も着るでしょうか。「お気に入り!」と言えない服は、潔く処分。お気に入りの服だけが詰まったクローゼットこそ、理想なのですから。


【Step1】服を分類する

●捨てる

・ほつれ、破れがある

・ボタンが取れている

・黄ばみ、シミがある

※ほつれている、ボタンが取れているのに修繕していないのは、その服に思い入れのない証拠。捨てましょう!


●分類する

(1)今週着た服......来ている服A

(2)今月着た服......来ている服A

(3)今シーズン着ていない服......来ていない服B

(4)今年一度も着ていない服......来ていない服B



【Step2】着ない理由を吟味する

着ていないBの服は、着なかった理由を吟味し、納得したら捨てる。2年間着ていないなら捨てる。


・サイズがちょっと合わない

・似合わない(太って見える、老けて見える)

・合わせる服がない

・着ていると疲れる


著=Rin 撮影=原田 崇、原田圭介