思い出は1箱だけ。趣味のものは無理して捨てないでOK 大人のラク家事(10)【連載】 画像(1/2)

収納用品を山ほど買い込み、家中をきれいに片づけても、家事がラクになった実感はあまり……そんな経験ありませんか。 整理整頓には「ものを減らす」に加えて、「手間を減らす」工夫をすることが大切。「家事が嫌い」、「家事が苦手」という人でもOKの片づけ&整理整頓の工夫を身につけ、「ラク家事」でゆとりある暮らしを実現しましょう!


※この記事は『大人のラク家事』(Rin/KADOKAWA)からの抜粋です。


思い出のものは捨てない

捨てる話ばかりしてきましたが、使用頻度は低くても捨てなくていいものもあります。

一つは、アルバムやビデオ、子どもからの手紙など、家族の思い出が詰まったものです。

我が家には、子どもの運動会やイベントなどをVHSで撮影したファミリービデオが40本近くありました。そのままではかなりの収納スペースが必要なので、現在のマンションに引っ越したときに、専門業者に頼んでDVDに焼いてもらいました。今、その中からお気に入りの部分を抜粋し、1時間ほどのDVDを作成して子どもが結婚するときに渡したいと考えています。


子どもの成長記録やアルバムなどは「思い出ボックス」を1箱だけ作り、その中に入る分だけと決めてしまっています。これも、子どもが結婚するときに持たせるつもりです。


もう一つ、無理に捨てる必要がないのが趣味のものです。それは、お気に入りに囲まれて、心地よく生きるために必要不可欠だからです。


私の趣味は、バレーボールとDIYと映画鑑賞。バレーボールは、ユニフォームさえあればできるので場所はとりません。納戸に入れてあるDIY用品も、普通の女性より工具が多い程度です。映画はアマゾンプライムなどを利用して観るので、手元にDVDなどは置きません。


一方、夫の趣味はゲーム、旅行、マンガ、読書。収納スペースが必要な本類は、できれば減らしたいところですが、実は捨てるのが難しいもの。その理由は、本には読んだときの感動や思い出が詰まっているからだと思います。


とはいえ、収納スペースが多いとはいえない我が家では、定期的に雑誌や実用書などを整理しないと汚部屋になるため、次の5点を定期的なチェック項目にしています。



〈本を捨てるルール〉

・内容が古くなった実用書(旅の本、地図など)

・何年も手に取っていない参考書

・途中で読まなくなった本

・電子書籍で読めばいいと判断できる本

・活用されていない料理本



元気で楽しく、ラクチンな人生を送るためには、ものの整理収納は必要です。そのときに、最初に収納用品を買ってしまう人がいます。実は、私がそうでした。でも、これはNG。まずは、ものを減らすのが先決です。


また、不要な服などはインターネットを利用して売ることもできますし、本やDVDなどは、2 0 1 7 年にノーベル平和賞を受賞した「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」の事務局に送り、世界の恵まれない子どもたちのために役立ててもらうこともできます。ものの片付け先も考えて、整理を始めるといいですね。

思い出は1箱だけ。趣味のものは無理して捨てないでOK 大人のラク家事(10)【連載】 画像(3/2)

著=Rin 撮影=原田 崇、原田圭介