「これ、まだ使えるかも...」にご用心。増やさないルールを自分で決めて! 大人のラク家事(9)【連載】 画像(1/1)

収納用品を山ほど買い込み、家中をきれいに片づけても、家事がラクになった実感はあまり……そんな経験ありませんか。 整理整頓には「ものを減らす」に加えて、「手間を減らす」工夫をすることが大切。「家事が嫌い」、「家事が苦手」という人でもOKの片づけ&整理整頓の工夫を身につけ、「ラク家事」でゆとりある暮らしを実現しましょう!


※この記事は『大人のラク家事』(Rin/KADOKAWA)からの抜粋です。


「使えるかも」にご用心

キッチンやリビングの整理をして驚いたのは、「使えるかも」としまっておいたものほど、使えないゴミになっている、ということでした。


その代表選手が、紙袋。使い切るのに何年かかるのだろうというほどありました。ほかにも、景品でもらったお皿、ポケットティッシュ、夫が仕事の取引先からもらってきたボールペンや付せん......。ボールペンにいたっては、部屋のあちらこちらから50本も出てきました。確かに、あれば使えるかもしれませんが、ストックも多すぎれば、邪魔なゴミにすぎません。


・使えるかもしれないから、もらっておこう

・使えるかもしれないから、しまっておこう


こうした考え方も、使わないものを増やす大きな原因です。使わないものは、「買わない」「もらわない」「家の中に持ち込まない」が、ものを増やさない三大原則です。「使うもの」と「(そのうち)使えるもの」は違うということを覚えておきましょう。



増やさないルールを自分で決める

紙袋も、納戸にストックするのは5枚までと決めたら、それ以上は即ゴミ箱へ。

冠婚葬祭の返礼品、プレゼントなどは、好みに合わなくてもむやみに捨てられないため、「とりあえずしまっておこう」になりがちですが、これも、早めに誰かに譲るか、バザーなどに出して、しまい込まないようにすることです。


たとえば、不要品ボックスを用意して入れておき、遊びに来た友人・知人に譲るのも一つの方法。不要品ボックスの中身は「半年、1年で処分をする」と期限を決めておくと、ものが増えるのを防げます。また、使わないものを一掃して快適な生活が送れるようになると、ものに振り回される生活には戻りたくないと思うようになり、行動が変わってきます。私の場合も、ものを増やす無駄な買い物は極力控えるようになりました。今も注意をしているのは、次の3つです。

 


【衝動買いをやめる】

インテリアを替えたい、上手に収納したいと考えていると、それに関した商品ばかりが目に飛び込んでくるものです。雑誌で見た素敵なインテリアを真似したくて雑貨を購入したものの、飾ってみると、そこだけ異空間。ネットで便利そうな収納用品を見つけて即購入したけれど、使いづらくてお蔵入り。そんな失敗を、山ほど経験してきました。


こうした失敗を減らすには、衝動買いをやめること。今は、初めて購入するときはネット情報だけで判断せず、実際に手に取ってみるなど、吟味を重ねてからと決めています。

 


【流行に惑わされない】

「流行っている、売れている、人気です」という言葉に惑わされ、「あったら便利」と買ってしまう失敗も、何度となく経験しました。「あったら便利」は「なくてもいい」ということ。自分にそう言いきかせ、一度冷静になる。じっくり考えて、使用頻度が高いと思ったら、購入するようにしています。

 


【お得感に惑わされない】

いつもより安くてお得だからと、勢いで買ったものの、結局使わなくて無駄になった。そんな経験がある人も、多いのではないでしょうか。こうした行為が無駄買いになってしまうのは、必要なものを買うのではなく、安いものを買って「お得感を味わう」ことが目的になっているからだと思うのです。


人はお得感に弱いもの。バーゲンやポイントアップセールで購入するのは、以前から欲しいと思っていたものだけ、と決めておくのが賢明です。安いから、無料サンプルだからと、必要ないものを家の中に持ち込まないようにしましょう。


著=Rin