油と酢がグルテンに作用! マヨネーズでホットケーキをふわふわにする方法

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マヨネーズの成分に注目!


食卓に欠かすことのできない“マヨネーズ”は、サラダ以外にも唐揚げに添えたりピザにかけたりと使い方は様々。

さらに料理の出来栄えが激変する可能性も秘めていて、意外な活用術が次々と生み出されているようです。

鶏むね肉も柔らかジューシーに!


今年4月放送の「サタデープラス」(TBS系)では、創業100年周年を迎えた「キユーピーマヨネーズ」の見学施設「マヨテラス」をギャル曽根さんが訪問。

商品開発担当の加藤幸江さんから、マヨネーズを使った“裏ワザレシピ”が伝授されました。

最初の裏ワザは、マヨネーズでホットケーキをふわふわにする方法。

材料はホットケーキミックス200g(4枚分)・卵1個・牛乳100ml・マヨネーズ大さじ2杯で、工程は通常のホットケーキと変わりません。

しかし焼き上げてみると、マヨなしホットケーキに比べ約2倍もふっくら膨らみます。

ポイントはホットケーキの“グルテン”。

加熱するとグルテンは固まってしまいますが、マヨネーズの油と酢の粒子が固まる作用を弱めてくれるのです。

マヨ入りホットケーキを食べたギャル曽根さんは、「すんごいふわっふわ!」「マヨネーズの酸味がとんでるから全くマヨネーズの感じがしない」と絶賛していました。

続いてはマヨネーズでお肉を柔らかくジューシーにする方法で、材料は鶏むね肉180g(2人分)・マヨネーズ大さじ2・合わせみそ大さじ2。

鶏むね肉にマヨネーズとみそをもみこんだら10分間置いて、あとは焦げないよう焼くだけ。

肉に含まれるタンパク質が固まるのをマヨネーズとみそが防ぐため、柔らかくジューシーに焼き上がります。

意外なマヨネーズ活用術に、ネット上では「ホットケーキとマヨネーズの組み合わせ、斬新なアイデアだ…」「マヨ入りホットケーキ美味しそう! 私も次に作るとき忘れずに入れなきゃ」「マヨネーズ万能すぎじゃない? 人気高い理由がわかるわ」といった声が相次ぎました。

宇宙でもキユーピーマヨネーズが使われている!?


【写真】余すことなく卵を活用!


「キユーピーマヨネーズ」公式サイトでは、マヨネーズにまつわる「豆知識」を紹介。

たとえばマヨネーズに保存料が使われていない理由は、マヨネーズに含まれる酢や食塩に細菌の繁殖を抑える防腐作用があるため。

マヨネーズに病原菌を添加する実験では、時間経過とともに3種類の菌が減少していく様子がグラフ化されていました。

マヨネーズ製造に欠かせない「卵」ですが、製造過程で発生する卵の殻は年間2万8000tにおよぶそう。

キユーピーでは卵殻をカルシウム強化食品や土壌改良剤、肥料に利用。

卵殻膜や卵白に至るまで、余すことなく他の食品に活用されています。

ちなみにキユーピーマヨネーズは、「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」から“日本国内で製造された初の宇宙食”として認証されています。

「包材は宇宙での使用実績のあるものですが、中身は市販品と同じ」とのことで、サラダ調味料に使われているとか。

実は奥が深いマヨネーズ。まだまだ面白い活用術が誕生しそうですね。

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