どうする?「父の日」。お父さんに喜ばれる贈り物のヒントを大公開!

#くらし   

6月の第3日曜日といえば、父の日。今年は6月16日(日)です。

生命保険最大手の日本生命保険相互会社は、同社公式サイト内の「ご契約者さま専用サービス」で、毎年恒例の「父の日」に関するアンケートを今年も実施しました。

発表された結果には、プレゼントを贈る? 贈らない? 何を贈ったらいいの?と悩んでいる人に役立ちそうな情報やヒントがたくさん見つかったのでご紹介しましょう!

※アンケート実施期間:2019年5/7~19、回答者数:20代以下~70代以上の8,977名(男性 4,671名、女性 4,306名)。

父の日の贈り物はもう準備OKですか?


贈る?贈らない?お母さんよりもお父さんはちょっぴり寂しい!?


父の日の贈り物は、もう用意してありますか? 今回実施されたアンケートでは、父の日のプレゼントに関する質問がいくつかありました。「父の日にプレゼントを贈りますか?」という質問では、以下の結果に(4,087名回答)。

贈る…66.5%

贈らない…33.57%

ちなみに、「贈る」と回答した人は、実は今年の「母の日」にプレゼントを「贈る」と回答した人に比べて8.8ポイントも少ないことがわかりました。

これに対して、【贈られる側】のお父さんたちの約6割は、今年の「父の日」にプレゼントが「欲しい」と回答(2,082名回答)。【贈る側】の回答数を知ったら、ちょっぴり悲しいかもしれません。

でも、なぜ父の日にプレゼントを贈らないのか、その理由がわかればお父さんたちも安心するかも。「父の日にプレゼントを贈らない理由は何ですか?」という質問に対して、最も多かった回答が「何を買えばよいかわからない」で34.1%。ちなみに2位は「面倒くさいから」22.0%、3位は「照れくさいから」19.6%(1,255名回答)。

つまり、カーネーションなど贈り物をイメージしやすい「母の日」に比べて、「父の日」は定番となるプレゼント品がないことから、一体何を贈ったらいいかわからないと尻込みしてしまう人が多いようなのです。

贈る側も贈られる側も気持ちは通じているけれど…


では、具体的にプレゼントの内容について見てみましょう。「(贈る側が)贈る予定のプレゼント」(2,684名回答)と、「(贈られる側が)欲しいプレゼント」(2,049名回答)について尋ねました。

贈る予定のプレゼントの第1位は、〝食事・グルメ〟。そして、【贈られる側】のお父さんたちが欲しいものも、第1位は〝食事・グルメ〟。孫も含めた3世代で会食、というケースもあるのかもしれませんね。どちらも第2位が酒類という点も同じです。

「贈る側」何を送る予定ですか? 「贈られる側」何が欲しいですか?


ここでちょっと注目したいのが、「(贈られる側が)欲しいプレゼント」の第3位です。〝手紙・メール・絵〟が15.8%も!

そう、小さかった頃を思い出してください。「父の日」にお父さんの笑顔を描いてプレゼントしたり、「いつもありがとう」と感謝の手紙を渡したりしませんでしたか? 贈る側も贈られる側も、きっとステキな思い出が心に刻まれたに違いありません。また、自分が親になって、子どもからもらう絵や手紙がどんな贈り物よりもうれしいことを実感している人も多いことでしょう。お父さんたちは、たとえ子どもがいくつになっても、手紙やメールといった〝自分宛のメッセージ〟が欲しいと思っています。それは昭和生まれのお父さんも、平成生まれのイクメンにも違いはないようです。

子どもがいくつになっても、お父さんたちが欲しいものはコレ


泣かせる! お父さんの親心


子を思うお父さんの気持ちは、プレゼントの予算に関するアンケート結果にも表れています。

【贈る側】の人々が考えている予算金額は、1位が3,000~5,000円未満、2位が5,000~10,000円未満、3位が3,000円未満。平均予算は約6,200円という結果でした(2,667名回答)。

対して、【贈られる側】のお父さんたちが望む金額は、1位がお金をかけなくてよい、2位が3,000~5,000円未満、3位は3,000円未満という内容に(2,060名回答)。平均すると約4,200円で、なんと2,000円もの差が!

「贈る方」プレゼントの予算 「贈られる方」プレゼントの望ましい金額


お父さんたちの回答から、子どもの金銭的負担を案じる気持ちが伝わってきますね。また、〝お金をかけなくてよい〟という回答は、まさに先に紹介した「希望の贈り物は手紙・メール・絵」に通じています。

現実のお父さんの子育て度は?


では、実際の各家庭でお父さんはどれくらい子育てに関わっているのでしょう? 今回同時に行った「夫婦の役割分担」に関するアンケートから、「家事・子育てについて」の回答を見てみました。

【父親】に「子育てを積極的に行っていますか(いましたか)?」と尋ねたところ、「積極的に行っている」と回答した人が74.3%に対し、【母親】で「夫は子育てを積極的に行っている(いた)」と回答した人は66.2%。お父さんの〝自負〟とお母さんの〝認知〟には、8.1ポイントも差があることがわかりました。

また、【父親】で「子育てを積極的に行っていない」と思う理由は、「時間がない・忙しい」が44.9%と最も多かったのに対し、【母親】から見て「夫が子育てを積極的に行っていない」理由は、「夫が自分の役割と思っていない」が48.3%と手厳しい結果が……。

子育てに対して父親が主体的に関わってくれていないという評価と、その裏側に〝もっと関わって欲しい〟という期待があることが伝わってきます。

一方で、全世代の中で20代のみ、「(自分は)子育てを積極的に行っている」と回答した父親よりも、「夫は子育てを積極的に行っている」と回答した母親が1.7ポイントも高いという結果が! 若い世代を中心に、子育てへの関わり方にも変化の兆しが見受けられます。平成のイクメンたちが育てた男の子たちが、令和にどんな父親になるか、興味深いですね。

さて、今年の「父の日」ももうすぐ。

贈り物をすでに用意してある人も、まだ迷ったりしている人も、今回のアンケート結果を参考に、まずは〝お父さんへの思い〟を伝えてみてはいかがでしょうか。ふだんは照れくさくてなかなか言葉にできない思いを、素直に伝えるいい機会です。令和で最初の「父の日」をハッピーにお過ごしください!

文=岸田直子

この記事に共感したら

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)