月5万円は多い?少ない? 主人から渡される生活費が足りません【お悩み相談】
お悩み相談
2歳と3歳の幼児を育てている30歳女性です。主人は仕事で帰りが遅いので、平日はほぼワンオペのような感じで育児や家事に追われています。現在私は働いておらず、2人の子どもを家で見ています。そのため、主人の収入のみで生計を立てている状態です。
私たち夫婦は、子どもたちが生まれる前から「食費」として毎月5万円を主人から渡されるスタイルでやってきました。しかし「食費」という名目でありながら、シャンプーやトイレットペーパーなどの日用品費から子どもの被服費、子どもたちと出かけた先で使ったお金(交通費や施設利用料など)もこのお金から出していて、正直全然足りません。
純粋な「食費」としても、子どもが2人になり成長に伴って食べる量が増えていることもあって、いつも家計はマイナスです。足りない分は私の貯金を切り崩したり、不用品をフリマアプリで売るなどしてねん出しています。
それなのに主人は「今月いくら残った?」とか「うちは食費多く渡してるほうだよね」とか無神経に言ってきます。現状について説明し、足りていないことを伝えると、「何か無駄遣いしたんじゃない?」、「十分すぎる金額渡してると思うけど」と、とても不機嫌になります。
自分がダメな妻だと言われているようでつらく、いつもそれ以上は何も言えなくなってしまいます。何度か金額を増やしてもらうことを提案しましたが、そんなやり取りがあるだけで結局取り合ってはもらえません。
安いと聞きつければ子ども2人を連れて遠方のスーパーまで自転車で行ったり、地道にポイントを貯めて割引してもらったり、自分なりに節約の努力をしているつもりですが、それを主人には理解してもらえないので時々とても空しくなります。それに、子どもたちが将来習い事をするときにでも使えればと思って貯めてきた私の貯金は減る一方です。
それでいて、主人は前々からお願いしているタバコの本数も減らさないし、「なんで私ばっかり……」とストレスが溜まってしまい毎日モヤモヤしています。
具体的な根拠を示してご主人様の認識のアップデートを
お子様2人をほぼワンオペで育てていらっしゃるなかで、さらにハイレベルな生活費のやりくりをこなしていらっしゃるご様子。本当にお疲れ様です。
でも、頑張って家計を維持していることで、逆に「今までもこれで回せていたんだから問題ない」「子どもが増えたとはいえ、まだ2~3歳なんだから誤差範囲」と認識されている可能性も。
これを改善するには、具体的なデータでご主人様の認識をアップデートしてもらう必要があります。ネットや書籍などでは、総務省の家計調査を元に「平均的な家計」についてのデータをたくさん見つけることができます。その中から、世帯収入と家族の人数の一致しているデータを示し、「食費と被服費や交際費は本来別計算するもの」「平均的な家計と現状ではこれだけ差がある」ということを、根拠とともに訴えてみましょう。
また、ご主人様は食費に関してだけでなく、ほかの出費についても感覚で決めている可能性がありますので、この機会に家計全般についてしっかりと話し合ってみるのも良いかもしれません。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
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