節約しなければいけないのに、つい子どもにお金をかけてしまい……【お悩み相談】
お悩み相談
わが家の家計は赤字ぎりぎりです。夏休みで外食やお出かけが増えたり、冠婚葬祭があると赤字になる月もあります。ボーナスがあるからこそ、なんとか年間収支が赤字にならない程度です。
それなのに、子どもにお金をかけることをやめられません。
現在、小学校の子どもがいて、習い事を3つしています。合計で2万円弱。そして、学校で流行っているキャラクターものや文房具なども頼まれると買ってしまい、月に大体5000円程度かかっています。
習い事を減らそうと子どもと相談しましたが、楽しいから続けたいと言われてしまうと続けさせてやりたくなり、結局辞められません。買い物についても、持っていなかったらいじめられるのではないか、会話についていけなくて悲しい思いをするのではないかと思うと、高いものではないので「ダメ」とは言えず、ついつい買ってしまいます。過去に、自分自身が持っていなくて悲しかったという記憶がトラウマになっているからかもしれません。
今しかできないこと、今しか見られない姿だなぁと思い、ついつい財布が緩んでしまうのです。
現在はまだいいですが、塾に通い始めたりしたら赤字になるのは目に見えています。また、下には幼稚園の妹がいるのですが、姉の姿を見ているのでそろそろ習い事をしたいと言い始めそうです。
旦那は「年間で赤字になってないならいいのでは?」とのほほんとしており、私もその考えに甘えてしまっている部分もあるのですが、いい加減なんとか意識を変えなければと思っています。スマホは格安ケータイで、自分の分で節約できるとことはほとんどしてしまっています。
今後、身の丈に合ったお金のかけ方にするにはどのような意識に変えていけばいいでしょうか?
支出予定を計算し、優先順位を親子一緒に考えましょう
子どものしたいことや欲しいものって、できるだけ与えてあげたくなりますよね。とはいえ、どのご家庭でも使えるお金には限りがあり、すべての希望をかなえてあげるというわけにはいきません。
目標が曖昧だと、余裕があるうちはついつい使ってしまうもの。まずは数年から十数年先までの支出予定をざっとでも計算して、今後どれくらいのお金が必要になってくるかを把握しましょう。具体的な数字になれば、節約や貯蓄の必要性にもぐんと現実味がわいてくるはずです。
そして、立てた予算に収まるように、習い事や買い物の優先順位をお子様とよく話し合って決めていきます。ここで大切なのは、ただ「できない」「買えない」と言うのではなく、何を選んで何をあきらめるのかをちゃんと選択してもらうこと。購入するグッズの数や金額の上限を決めたり、どうしても続けたい習い事はどれかを考えさせることで、ただ我慢するのではなく納得感のあるお金の使い方をする訓練にもなります。
お子様が将来、欲しい物・ことを上手に選んでいけるよう、親子で一緒に試行錯誤してみましょう。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
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