桐島かれんさんに聞いた、わが家で作る世界のスープ 台湾の「鹹豆漿」(シェン トウ ジャン)(2)
旅が生活の一部というほど世界の街を旅している桐島かれんさんが、旅先で出会ったおすすめのスープのレシピをシリーズで紹介します。日本で手に入る材料で、おうちで作れるように工夫しました。
お鍋1つあれば、旅する気分で世界中の家庭の味を楽しむことができます。
2回目は、台湾の豆乳スープです。
台湾での楽しみは、なんといっても朝ごはん
「まだ暗いうちから開く食堂が街のあちらこちらにあり、朝から食欲旺盛な台湾人で賑わいをみせます。特に人気な鹹豆(トウ ジャン=豆乳)の定番メニューがこの鹹豆漿(シェン トウ ジャン)。」(桐島かれん)
酢を入れることでフルフルと固まるほんのり温かい豆乳に、干しエビ、ザーサイ、ねぎなどを好みでトッピンング。黒酢、しょうゆ、ラー油などで味を調節したら、揚げたての油條を浸していただきます。おなかにも優しくほっとする味わいを、ぜひおうちでも。
【材料(4人分)】
豆乳(成分無調整)…800ml
A 黒酢…大さじ2
薄口しょうゆ…小さじ2
白ごま…大さじ1
万能ねぎ(小口切り)…1本
[トッピング]
ザーサイ(みじん切り)、香菜、落花生、クコの実、かぼちゃの種、松の実、万能ねぎ(小口切り)、干しエビ、油條…各適量
ラー油、黒酢…各適量
【作り方】
1 器にAを4等分して入れ、沸騰直前まで温めた豆乳を注ぎ、1分ほど待つ。
2 お好みのトッピングをのせ、ラー油、黒酢をまわしかける。
撮影/尾嶝 太
著=桐島かれん/「KAREN's VOL.2」(KADOKAWA)
【著者プロフィール】
桐島かれん(きりしまかれん)
モデル。1964年神奈川県生まれ。1986年大手化粧品会社のイメージキャラクターに起用され、脚光を浴びる。1993年に写真家の上田義彦氏と結婚、四児の母である。ライフクラフトブランド「ハウス オブ ロータス」のクリエイティブディレクター。
この記事に共感したら
Information
『KAREN's VOL.2 桐島かれん LIFESTYLE & TRAVEL』
▼『KAREN's VOL.2 桐島かれん LIFESTYLE & TRAVEL』情報はこちらから▼
桐島かれんさんの責任編集本。
後半のライフスタイルでは、毎日の10人分のごはん作りをご自宅の台所で大公開。
ランタンやキャンドルを使ったこの季節のインテリア提案など、素敵な暮らしのヒントが満載です。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。