ボディのシミもケア!教えてドクター「体の中からお手入れしてもう作らない」シミ撃退チャレンジ(3)
教えてドクター! 忍び寄るシミを解消するには!?
シミを撃退するために最低限押さえておきたい知識を、美容皮膚科医の髙瀬先生に教わります。

教えてくれたのは▷美容皮膚科医 髙瀬聡子先生
シミは24時間、「生まれる準備」をしている
シミのもとにもなる過剰な「メラニン色素」が排出されずに蓄積するとシミになります。
紫外線、ホルモン、肌の摩擦などの影響で過剰なメラニンを作るスイッチは入ります。
日焼け止めを塗り、肌をこすらないことを意識しましょう。
シミ多発部位は「Cゾーン」
Cゾーンとは、こめかみからほお骨にかけて、目の下側を囲む部分です。
骨の高いところは紫外線を浴びやすく、またホルモンの影響とされる肝斑が左右対称に出現しやすいゾーンでもあります。
「肌の潤い」がシミ撃退の第一歩!
肌に潤いと透明感が備わっていると、シミの存在が薄れて目立ちにくくなります。
また潤いのある肌は乾燥や刺激に対するバリア機能が高く、代謝リズムも整った状態。
シミの排出もスムーズです。
シミを増やさない!作らない!ためには「内外からのケア」
肌は、日々摂取している栄養で作られています。化粧品による「外からのケア」に加えて、「体の内からのケア」でシミの原因となる要素を抑えることも大切に。
日頃の食事にも意識を向けましょう。

ボディのシミもケア!体の内からお手入れして「もう作らない」
一度現われるとシミはなかなか消えません。
今あるシミはできるだけ早く排出し、シミのできにくい肌になるための体作りを。

こんな人におすすめ▷ねこそぎ除恵
目先にとらわれず、長い目で見て有益なほうを選ぶ堅実志向。
体質改善や食育に興味あり。
出産してから肝斑が気になる。
ドクター髙瀬に聞いてみよう!
シミややっかいな肝斑を撃退するために役立つ成分やそのとり方のコツを美容皮膚科医の髙瀬先生がアドバイス。
シミや肝斑の予防は抗酸化と抗炎症がカギ!
紫外線を浴びると発生する活性酸素がメラニン色素を誘発してシミを作ります。
だから紫外線によるシミには摂取するなら抗酸化成分が効果的。
一方、主に女性ホルモンが影響する肝斑は、肌をこする摩擦の蓄積で微小炎症が起きることも原因に。
抗炎症成分の摂取が有効です。
ポリフェノールや抗酸化ビタミンに注目!

抗酸化にはトマトに含まれるリコピンや鮭のアスタキサンチン、緑茶のカテキンなどのポリフェノールが◎。
野菜やフルーツに含まれるビタミンA、C、Eも有効です。
抗炎症にはビタミンCを。
トラネキサム酸の入った内服薬や化粧品もおすすめ。
日焼けしにくい肌作りに!キャロットラペを

キャロットラペはビタミンCはもちろん、カロチン(ビタミンA)とリコピンの成分が含まれているので抗酸化力が豊富なメニュー。
また、カロチンはターンオーバーを促進しメラニンの排出を促す作用もあります。
Column▷良質なオイルを一緒にとるのが正解

ビタミンCはEと一緒の摂取で吸収力アップ。
またフィトケミカルという抗酸化作用の強い物質を含む野菜を良質なオイルと一緒に摂取すると効果大。
透明感をもたらすインナーケアを取り入れるのも手

ハトムギの力でキレイを加速!
国産のハトムギ種子エキスをメインに、紫茶、黒米、ドクダミなど和漢植物の美容エキスでサポート。
雪肌精 ハトムギ パウダー 1.5g×30袋 /コーセー
![トランシーノⅡ[第1類医薬品] 120錠 ¥3,400(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア](https://www.lettuceclub.net/i/N1/211355/1298691.jpg?w=680)
トラネキサム酸配合!肝斑を改善する医薬品
1日2回の服用で肝斑を改善。メラノサイト活性因子に働きかけて肝斑の製造もブロック。
トランシーノⅡ[第1類医薬品] 120錠 )/第一三共ヘルスケア

内側からグッと際立つ透明感を!
透明感に導く美容サプリ。独自特許取得のヒドロキシチロソールとL-シスチンの組み合わせがポイント。
抗酸化成分も配合。ホワイトフォース 180粒 /ファンケル
シミができるのは顔だけじゃない!ボディのシミはバスタイムのケアがラクラク♪
紫外線が強い夏を過ごした後はボディの日焼けが多発。
きちんとアフターケアしないとシミが定着してしまいますよ!
消えにくいボディのシミは排出促進と保湿が重要!
顔に比べてボディは肌の生まれ変わりが遅く、メラニンが排出されにくいです。
ボディの角質ケアはたまったメラニンの排出と、肌の生まれ変わりの促進につながるので、有効です。
また乾燥していると代謝が滞るうえ、くすみやシミも目立つので、保湿ケアもしっかりと行ないましょう。

ドクター髙瀬に聞いた!シミができやすい部位ランキング

1位▷手の甲
常に露出し、紫外線を浴びているわりに日焼け止めを塗り忘れやすい部分。
足の甲も注意。

2位▷腕
夏に紫外線を浴びやすい部位。
また日焼け止めを塗る&塗り直す習慣がないのも要因。

3位▷肩~背中
鏡で見えにくく、手の届きにくい部分は日焼け止めを塗らない&塗り漏れる傾向大。
お風呂の中で体を洗うだけで肌の生まれ変わりを促進!

a.角質ケアできる洗顔料でボディケアも。くすみや乾燥肌に。
ロゼット洗顔パスタ ホワイトダイヤ 90g/ロゼット
b. 毎日使える穏やかなピーリング石けん。全身に。
ブライトニングバー 80g/アンプルール
c. 天然クレイとオリーブスクラブでつるピカ肌。香りで気分もスッキリ。
ザ パブリック オーガニック 精油ボディスクラブ スーパーリフレッシュ 180g/カラーズ
お風呂上がりにしっかり保湿してボディにも透明感を

a. トーンアップしてシミをカバーするハンドクリーム。老けて見える手をキレイ見せ。
メンソレータム オーラ ザ ハンド 70g /ロート製薬
b. 潤いを抱え込むアルガンオイルで保湿。顔、ボディ、髪のマルチ保湿。
ビオオイル アルガンオイル 50ml/メルヴィータジャポン
c. すがすがしいハーブが香る美白ボディミルク。美白有効成分配合。
ホワイトハーバル ボディミルク[医薬部外品] 250ml/イグニス

肌の色が白い分、ほおまわりのシミが目立つ私。
ベースを塗りたくらずとも、チークやリップの色でごまかせるとは……目からうろこでした!
【レタスクラブ編集部】
Information
撮影/古家佑実(SPINDLE) ヘア/田中祐次(k.e.y) イラスト/コナガイ 香 編集協力/白倉綾子 デザイン/Beeworks
今回教えてくれた人▷美容皮膚科医 髙瀬聡子先生
「ウォブクリニック中目黒」総院長。
最先端の医療技術を取り入れながら、健康的で自然な美しさをモットーに、患者に寄り添った治療を行なう。
雑誌、テレビなどでもスキンケア法をアドバイス。
『レタスクラブ ’19 11月増刊号』
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