固定資産税、火災保険がキツい! 住宅ローンが負担で辛いです【お悩み相談】
お悩み相談
家賃プラス2万円ぐらいなら払えるだろうと思い、諸経費のみ払い、家をフルローンで購入しました。しかし、固定資産税や火災保険などが想像以上にきついです。
賃貸のときは、お給料と支出がほぼ同じで、ボーナスを貯金できていましたが、家を買ってからは月々のプラス2万円分の補てんと固定資産税、火災保険などがかかっているので、ボーナスはほぼ残りません。貯金ができなくなりました。
また、中古住宅なので不具合も多く、修理するのにもお金がかかってしまいます。網戸の張替えなどは主人がやり、畳の張替えなどは安いところを見積もってやりました。しかし、台所の水漏れや一体型コンロの修理代など、どうしても高くなってしまいます。
あと10年後には外壁塗装もしたほうがよいと言われています。
旅行や娯楽はもとから節約していたので削る部分がなく、家計は火の車です。貯金ができないことが不安でたまりません。
子どもは現在1歳で、幼稚園に入ってからパートで働こうと思っておりましたが、今すぐにでも働いたほうがいい状況になってしまいました。しかし、今しかない可愛い時期を一緒にすごしたいという願望があり、また、2人目もそろそろ欲しいと思っているため、求人を探すことを先延ばしにしてしまっています。
貯金は300万円ほどあり、いざとなればこれを使えばいいやという甘えた気持ちがあるのだと思います。主人は私より切羽詰まっておらず、あと数年赤字でも仕方ないんじゃないかという考え方です。危険な考え方ですが、私もそのポジティブで前向きな考え方に乗っかってしまっている部分があります。
子どもが可愛くて仕方がなく、離れたくありません。でも、お金もなく不安です。わがままでどうしようもないということは分かっているのですが、私はどうすればいいのでしょうか。
収支予想表を作り、漠然とした不安を具体的な課題に
簡単に動かすことも減らすこともできない住宅関連費は、家計の科目のなかでも強敵の一つですね。
相談を拝見していて感じたのですが、住宅ローンに限らずお金に関すること全般について「なんとなく」で決める癖がついていないでしょうか。ちょっと厳しい言い方になりますが、「なんとかなる」「貯金ができないといけないのではないか」といった漠然とした感覚は、残念ながら解決の役には立ちません。
まずは問題を具体化するため、将来にわたる収支予想表を作ってみましょう。その際、現在の収支などはもちろん、将来必要になりそうな修繕費なども分かる限りで金額と時期を入れ、できるだけ現実に即したものになるよう心がけます。
お金の問題は、「期間・期限」と「金額」が具体的になれば、自然と対策も具体的になってくるものです。不足する金額と時期が分かれば、パートで働く必要の有無や時期・金額が分かり、貯蓄の計画も立てられます。簡単なことではありませんが、ご家族の将来のため、そしてご自身の不安を払拭するためにもチャレンジしてみてください。
なお、住宅ローンのような高額なローンの場合、一般的には元金を減らす繰上げ返済が非常に効果的です。特に早い時期では、貯蓄や運用よりも優先したほうがよいケースが多いので、一度確認してみてください。
ローンを組んでから数年以上経っているのであれば、現在の低い金利水準で借り換えを行なうのも効果的ですよ。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
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