子ども達の習い事で家計が火の車。やめさせるべき?【お悩み相談】
お悩み相談
小学5年生の娘と小学3年生の息子を持つ母親です。夫はそこそこ名の知れた企業で働いていて、ある程度昇進もしているので、平均と比べても特別収入が低いわけではないと思います。大体毎月手取りで30万円ほどです。
私達が住んでいる地域は比較的都会に近く、子どもの数も多いです。そのためか、習い事の教室が充実しています。
特にわが家の周辺の住宅街は、旦那さんが高収入な職業についているご家庭も多く、家計にゆとりがあるためか、周りのお友達もいろいろな習い事をやっています。子ども達もお友達がやっていると自分もやりたいと言い出すし、ママ友とのおつきあいもあるので、すすめられたり一緒に体験教室に行ったりすると、なかなかわが家だけ入会しないというわけにもいかず、結局習い事をいくつも掛け持ちすることになってしまっているのが現状です。
現在はピアノ、英会話、学習塾に加えて娘はバレエ、息子は体操を習っています。どれも本人は楽しんで続けてくれているようですが、習い事の月謝だけで6万円ほどかかってしまうのが厳しいです。そのほかにも、発表会や大会などで毎回様々な名目の出費がかさむので、正直、わが家の家計は火の車です。
貯金は、3年前に家を建てるときの頭金としてほとんど使ってしまったので、ないに等しい額しか残っていません。娘は中学校は私立へ行きたいと言っていますし、今後更に教育費がかかることを考えると、どうやってやりくりしていけばよいのか、今から頭が痛いです。
子ども達は大会に出て経験を積んだり、ある程度の成績を残したりもしているので、親としてはなんとか続けさせてあげたいなと思っています。
しかし、自分が子どもの頃は小学生で習い事を掛け持ちしている子などほとんどいなかったので、そんなにたくさんやらせなくても良いのかな、とも思ってしまうのです。
子ども達には申し訳ないですが、家計を優先させて習い事をやめさせるしかないでしょうか。
お子様も含めて優先順位を決める話し合いをしましょう
お子様が楽しんで取り組んでいる習い事は、できれば続けさせてあげたいですよね。習い事に限らず欲しがるものを全て与えられるなら、親としてこれほど嬉しいことはありません。しかし、現実ではどの家庭でも使えるお金には限度があります。こうした問題で将来後悔しない選択をするため、まずは自分自身やご家族それぞれの優先順位をしっかり確認しましょう。
一般的な家計における教育費の割合や習い事の数などは、あくまで参考とすべき「平均」であり「正解」とは限りません。家計の中で教育費にどれくらいの金額を割くのか、たとえば食費やレジャー費などを削る価値があるかについては家族全員の価値観のすり合わせが必要になります。
また、習い事のうちどれかを諦めなければいけない場合、どれを選択するのかについてはお子様ご自身の意見も尊重する必要があるでしょう。
今の麦ちゃんさんが直面しているように、人生では様々な選択の必要に迫られます。自分にとって優先順位が高いものは何なのか、全て選べない場合にどうやって取捨選択していくかを考えることは、お子様が自立した後にも必ず役に立つ経験になるはずです。
いろいろな条件を並べた上で何かを選ぶのは、特にお子様にとっては簡単なことではないかもしれませんが、安易な選択は避けできるだけしっかりと時間をかけて取り組むことをおすすめいたします。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
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