「いつから古本屋さんに?」と夫から嫌味を言われても、本が捨てられません【お悩み相談】
お悩み相談
53歳、主人と2人暮らしの共働きの主婦です。本が捨てられず、たまる一方で困っています。
私は子どもの頃から本が大好きなうえ、今は毎月10冊は読まねばならない仕事に就いています。
住まいは2DKのマンション。一部屋は寝室、もう一部屋は主人と私の書斎として使っています。書斎にはデスクトップパソコンが2台と、限界まで本を詰めた中型の本棚が置いてあります。収納スペースは、押し入れが寝室についているだけです。
押し入れには季節外の洋服やバッグ、布団の予備が入っており、ここに本を収納することはできません。本棚にはもう1冊の本も入りませんし、本棚を増やすスペースもありません。ですので、現在は新しく買った本は床に積み上げている状態で、日に日に床が本で埋め尽くされていっています。
主人はここ30年、1冊の本も読んでいないというほどの読書嫌いで、なおかつ「床にものを置くなんて、とんでもない」というほどの整理整頓好きです。
今は一応我慢してくれていますが、「うちは、いつから古本屋さんになったのかな」と、ついに嫌みを言い出しましたので、そろそろ限界が近い様子です。今も床に積み上げられた本を見つめ、眉をひそめています。
私自身も、今の状態がいいとは思っていませんし、床が抜けても困ります。処分するしかないのは分かっていますが、処分を決意しても「この本はもう一度読みたい」とか、「この本は捨てたら、もう手に入らない」とか、「もしかしたら、あとで必要になるかも」という思いがよぎり、なかなか手放すことができません。
思い切って処分したこともありますが、処分後にやっぱり必要になったり、読みたくなったりして、何冊かは買い直してしまいました。「買い直すくらいなら、手元に残しておこう」という思いもありますし、本を捨てること自体に罪悪感も覚えます。
「図書館で借りればいい」と思われるかもしれませんが、読みたい本は図書館にないことが多いです。どうしたらいいか、悩んでいます。
捨てなくてはと思わずに、まずは整理してみましょう
仕事でも本を必要としており、増える一方捨てられなくて本がたまってしまうということですね。
また、あなたもその状態をなんとかしなければと思いながら、捨てることができずに悩まれているということ。たしかに床が抜けてしまったら大変なことになりますよね。
ただ、捨てるということに焦点を当てすぎると、捨ててしまったものへの思い入れが深くなり、また読みたくなって買ってしまうということにも繋がります。
捨てなくてはならないと思わず、まずはたくさんある本の整理から始めてみてはいかがでしょうか。分類ごとに整理すると、まったく読まないと思うものや、同じような内容のものなど見つかるかもしれません。
また、読んで感銘を受けたものとそうでないもの、持っていたいと感じるものとそうでないものといった仕分けでもいいですね。仕分けしながらどうしたらいいのか自分に問いかけてみてください。整理整頓には直感が大切です。
◆回答者プロフィール
白蓮千沙(はくれん・ちさ)
1977年生まれ。日本プロカウンセリング協会1級心理カウンセラー。有保育士免許。
Information
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