「赤ちゃんってどうやってできるの?」小2の息子にどう説明すればいい?【小川大介先生の子育てよろず相談室】

#育児・子育て 

Amazonでも好評価の書籍「頭のいい子の親がやっている『見守る』子育て」の著者、小川大介先生が、悩める親たちにアドバイス。「うちの子のこんなところが心配」「私の接し方、コレでいいの?」など、子育てに関するありとあらゆる悩みにお答えします。連載第22回目のお悩みはこちら。

 


【お悩み】


先日、小学2年の息子とテレビを見ているときに、意図せずエッチな場面が出てきてしまい微妙な空気に。まだ男女の性について目覚めてはいないようですが、「お母さん、これって…?」と本人も少し戸惑っている様子でした。そろそろ性に対する興味が出てきそうな雰囲気もあります。

いざ何か聞かれたときに、親としてどう答えるべきか考えているのですが、正解がわかりません。例えば「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞かれたとき、小さい子だったら「こうのとりが運んできてくれるんだよ」などと言えますが、まもなく小学校中学年になる子に対して、それでごまかせるとも思えません。息子はわからないことがあると、すぐにAIアシスタントのSiriに聞いてしまう傾向があるのも気がかり。親がきちんと説明する前にSiriが変なことを答えてしまったらどうしようと思っています。だからといって、どこまで具体的に説明したらいいのかもわかりません。小学校中学年という微妙な年齢なだけに、性に関する話をどのくらいまですればいいのか悩ましいかぎりです。(Yさん・38歳)

【小川先生の回答】


■情報過多な今の時代だからこそ、正しい知識で防御すべき

性教育については、“まだ高学年じゃないから”とか、“中学生になってから”とか、年齢で線引きをせずに、全部教えてしまっていいと思います。なぜなら子どもは興味がなかったら聞かないからです。親がいろいろ説明したところで、本人に興味がなければ性の話なんて鬱陶しがられるだけ。でも、聞かれたらごまかさずに正しい知識を渡してあげたほうがいいでしょう。というのも、男の子の場合、知識がないと女の子を傷つけてしまうこともあるからです。

また今の時代は、ネットなどにより嫌でも情報が入ってきてしまうもの。私たち親世代が子どもの頃は、周りからなんとなく聞いて学んでいったものでしたが、今は段階をすっ飛ばして、ダイレクトに情報が入ってきます。中には、不適切な情報も多く含まれています。そういったものから子どもを守るためにも、早いうちからきちんと医学的・科学的な性的知識を教えておくことが大切です。同時に、スマホやパソコンにはペアレントコントロールで制限をかけるなど、情報機器との距離感の取り方も考えておきましょう。

■情報をオープンにしてタブー視しない

性教育上で一番よくないのは、“なんか恥ずかしいもの”とか、“エッチなもの”とか、そういった感情で刷り込まれることです。お母さんが構えてしまうと、お子さんも「聞いちゃいけないのかな」とタブー視して、裏で調べるようになってしまうため、堂々と教えたほうがいいでしょう。『セックス』などの言葉も普通に使っていいと思います。今は情報が早いので、濁したところでどうせ入ってきます。子どもに情報は渡しつつ、まだ判断力のない子どものために、一緒に相談しながら考えていくという接し方でいいのではないでしょうか。性的知識をうまく説明するのが難しいようであれば、『おれたちロケット少年』というマンガがおすすめです。男の子が知りたい性の疑問や悩みについて、医学的根拠に基づきわかりやすく説明されています。そういった本が一冊家にあると、説明に困ったときに一緒に読みながら教えてあげられるので、ラクですよ。性に対する正しい知識を渡したうえで、「ちゃんと女の子を大事にできる、かっこいい男子に育ってね」というメッセージを伝えてあげましょう。

回答者Profile


小川大介

教育専門家。中学受験情報局『かしこい塾の使い方』(https://www.e-juken.jp)主任相談員。

京都大学法学部卒業後、中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1を創設。教科指導スキルに、子育てコーチング、学習タイプ別の指導術を組み合わせ、短期間の成績向上ノウハウを確立する。個別面談の実施数は6000回を数え、受験学習はもとより、幼児低学年からの能力育成や親子関係の築き方指導に定評がある。各メディアでも活躍。著書多数。


酒詰明子

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小川大介先生
■小川先生のTwitter:@Kosodate_Ogawa
■小川先生が主任相談員を務めるサイト:中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

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