映画館で号泣するとひんしゅくを買う!?/ぐれるはハマグリが起源 大人の最強雑学1500(9)

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ああ、誰かに教えたい!

社会・文化・歴史・科学・生活・スポーツなど、幅広いジャンルのネタが1500本収録された『大人の最強雑学1500』から、思わず人に教えたくなる「雑学ウンチク」を連載でお送りします。今回は第9回目です!

出典:発売後、続々重版中!思わず誰かに話したくなる「雑学ウンチク」を一挙1500本収録した「大人の最強雑学1500」


映画館で「号泣」するとひんしゅくを買う!?


「あのヒット映画、映画館で観て号泣したよ」などと言っている人がいたら、その人はとんだ迷惑者だ。号泣するならば、大勢のいる映画館ではなく、自分の家で映画を観たほうがいい。

【画像を見る】「号泣する」って実はどんな意味?


そもそも号泣とは「大声を出して泣くこと」である。たくさん涙が出ていたとしても、声が出ていなければ「号泣」とはいわない。つまり、「声を押し殺して号泣する」という用法は間違っているわけだ。

一方、「大泣き」には「大声で泣く」「激しく泣く」という意味があるため、号泣よりも少し意味の幅が広い。こちらなら、映画館でも問題ないだろう。

「ぐれる」は、ハマグリが起源


正しい道を踏み外す、あるいは不良になることを「ぐれる」というが、この言葉は貝の「ハマグリ」に由来している。

ハマグリがぐれる?


ハマグリは、もともとペアだった殻でしかピッタリと合わせられない。そのため古くは、「貝合わせ」と呼ばれる、ペアの貝殻を探す神経衰弱のような遊びに使われていた。こうして、ハマグリの殻の前後が逆になり、食い違って合わないという意味の「ぐりはま」という言葉が生まれた。

そして、この「ぐりはま」は「ぐれはま」と変化し、さらに「ぐれ」と略されるようになる。さらに、この「ぐれ」が動詞化し、少年や青年が反抗的な行動をするようになることを「ぐれる」というようになったのだ。

著=雑学総研/「大人の最強雑学1500」(KADOKAWA)

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