「今は釣りがしたい」。家族の時間そっちのけで夫が出かけてしまいます【お悩み相談】
お悩み相談
幼稚園と小学生の子どもがいる主婦です。友達に誘われたことをきっかけに、休日夫が釣りに出かけるようになりました。
今までの夫は、何よりも子どもが一番の人でした。
休日は子どもが行きたい公園へ連れて行き、家に帰ってきたらボードゲームやカードゲームで遊んでやり、寝かしつけもしてくれていました。子どもも夫のことが大好きで、私も子どもも、土日に夫と4人で過ごす休日が大好きでした。
しかし、そんな生活が釣りを始めてから一変してしまいました。
土日はほとんど出かけますし、ノー残業デーの日も仕事帰りに釣りへ行くことも…。夫が家にいることは減り、子ども達とのコミュニケーションも激減しました。わざと休日に家族で遊園地に行ったり遠出するお出かけの計画を立てて、家に引き戻そうとしましたが「釣りに行きたいのに」と文句をいうばかり。
本音を話さなければ分かってもらえないと意を決して、夫に「子どもはすぐに大きくなって親から離れていく。だから、今しか楽しめないこの瞬間を一緒に楽しみたい」ということを訴えました。しかし、夫は「今は釣りがしたいから」ときっぱり言い放ちました。
それを聞いた瞬間、子どもへの愛情はそんなものか残念さと悲しさで涙が出そうになりました。と同時に、急に夫への愛情が冷めてしまいました。離婚の二文字も頭をよぎりました。子ども達も始めこそ「お父さん、釣り行かないで」などと言っていましたが、諦めたようで声をかけることも減りました。
このままでは、私と子ども達が以前のように夫を慕うことができず、一緒に暮らしている意味がなくなってしまいそうです。
私は以前のような夫に戻ってほしいです。そのためには何を努力すればいいでしょうか? 子どもたちを公園に連れて行ったとき「前はお父さんも来てたよね」とぽつりと呟いた子供。何とかしなくてはという気持ちに拍車がかかっています。
ご家族で時間と趣味を共有できるように工夫しましょう
最近の旦那様は、釣りの楽しみに目覚め、時間さえあれば釣りをしたい時期なのですね。
ご家族にとっては複雑な状況かと思います。でも、ご主人は、釣りに熱中するあまりご家族の気持ちがそこまで深刻であることに気づいていないかもしれません。
ご家族への愛情と釣りへの情熱を比較する必要はありません。旦那様は以前と同様にご家族を大切に思っているでしょう。
問題は、愛情の多さではなく、あくまでも時間の使い方であることを理解しましょう。
ご主人はしばらく釣りに熱中することでしょう。あなたに離婚の意思がなく、かつ釣りを優先したいというご主人の意思が固いのであれば、あなたとお子様達は今後「釣り好きのお父さん」とつきあっていかなければなりません。
どうせなら、「釣り」や「お父さん」についてマイナスイメージを持たずに過ごしたいものですね。
ですので、お子様達の様子を伝えつつ、家族と過ごす時間を定期的に確保するようにお願いしてみてください。
遠出を予定するときに釣りや魚に関連する場所を計画に盛り込み、ご家族揃って旦那様の趣味に寄り添ってみるのもいいでしょう。いずれは旦那様がお子様達に釣りの楽しみを教えてくれるといいですね。
◆回答者プロフィール
海野 雪(うみの・ゆき)
上級心理カウンセラー(日本能力開発推進協会認定)、不登校児童対応アドバイザー(全国webカウンセリング協会認定)など、心理系・教育系を中心に多様な資格を有する。200名以上の相談対応実績あり。
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