「少しでも貯めたい!」という夫。でも、私はそんなに切り詰めたくない!【お悩み相談】
お悩み相談
夫と1歳になる息子の3人家族です。出産するまでは共働きでしたが、現在私は育休中で、もう少ししたら復帰する予定です。夫の収入は手取りで25万円ほどあります。
世間では「老後までに2000万円必要」とか「子ども1人育てるのに1000万円かかる」などと叫ばれていて、わが家にも積立やら学資保険やらの勧誘がひっきりなしに来ます。夫も「子どもの将来や自分達の老後のために」と様々な積立をしているようです。
具体的な目標金額は定めていないようですが、「お金はどれだけあっても困らない。貯められるときに少しでも貯めておいた方が良い」と言っています。
しかし、私はどうなるか分からない将来のことよりも、今を楽しく生活することを考えたほうが良いと思うのです。
別に無駄遣いや豪遊をしたいと思っているわけではないのですが、「貯金、貯金!」と10円、100円単位の違いで品物を比較検討したり、家計を切り詰めたりしながら生活するのは正直ストレスが溜まります。
外食もそれなりにはしたいし、自分や子どもの洋服だって買いたいです。もちろん夫に禁止されているわけではないですが、夫がそんなに節約やら貯金やらを頑張っていると、まるで私が好き放題無駄遣いしていると言われているような気がして買いづらいし、気分もよくありません。
老後のために積立をたくさんしていても、早くに死んでしまえば使えないし、そもそも高齢になってから優雅な生活をしたいとも思わないので、今苦しい思いをしてたくさん積立をしても意味がないのではないかと思うのです。
確かに今は私が育休中のため、収入が減っていますが、復帰すれば二馬力になるし、生活には困らないと思います。お互い浪費をするタイプではないので、あくせく貯金をせずとも、ある程度は貯まっていくとも思います。
実際、出産前に共働きだったときは、外食も多く、旅行にも行ったりしていたけれど、順調に貯金できていました。
それなのに、そんなに必死になって貯金をする必要はあるのでしょうか? 夫の貯金しなければという気持ちに寄り添えず、申し訳ない気持ちになってしまいます。
価値観をすり合わせて「2人にとっての正解」を探して
ご夫婦でお金に関するスタンスが大きく異なるのは厄介な問題ですね。1人でいろいろと思い悩む前に、まずはご夫婦でお互いの価値観をすり合わせるための話し合いをするところから始めてみてはいかがでしょうか。
「正しい人生」などというものがないのと同じように、実は「絶対的に正しいお金の使い方」というものも存在しません。
将来どうなっていくのかは誰にも分からないもの。失敗を完全に避けることはできない以上、自分の価値観に照らして自分で選ぶことだけが後悔しないための唯一の方法だと言えます。
ただ、家計については、自分だけでなく家族全員の将来に関わるため、どちらかの意見だけを通したり、一般的に正しいかどうかだけを指針に方向性を決めると、修復不可能な不満にもつながりかねません。腹を割って話し合い、お互いが一定の満足を得られる「2人にとっての正解」を探る必要があるのです。
2人の意見をひとつにまとめていくのは簡単なことではありませんが、家族みんなにとってより良い生活を選ぶため、根気強くチャレンジしてみてください。
なお、ご相談を拝見する限りだと、たまごっちさんの節約や貯蓄についてのイメージはちょっと偏っているように見えます。貯蓄は「優雅な老後」のためにするものではありませんし、生活を切り詰めるタイプの節約は最終手段です。もう少し具体的な情報を集めたり、将来の生活費について計算をしてみると、ご主人様の意見に歩み寄りやすくなるかもしれませんよ。
◆回答者プロフィール
ノラ
家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。
Information
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