破天荒な人生とはどんな人生のことか?/英語に兄や弟を表す単語が存在しない理由 大人の最強雑学1500(14)

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ああ、誰かに教えたい!

社会・文化・歴史・科学・生活・スポーツなど、幅広いジャンルのネタが1500本収録された『大人の最強雑学1500』から、思わず人に教えたくなる「雑学ウンチク」を連載でお送りします。今回は第14回目です!

出典:発売後、続々重版中!思わず誰かに話したくなる「雑学ウンチク」を一挙1500本収録した「大人の最強雑学1500」


「破天荒な人生」とはどんな人生のことか?


よく「豪快で大胆な様子」の意味で「破天荒(はてんこう)」という言葉が使われるが、これは完全に誤用だ。破天荒とは「誰もなしえなかったことをすること」である。

【画像を見る】破天荒の意味を正しく答えられますか?


「天荒」とは、雑草などがはびこる未開の土地のこと。唐代の中国で官吏(かんり)採用試験の合格者が一人も出ず天荒と呼ばれていた荊州(けいしゅう)に、大中年間(847〜860年)、劉蛻(りゅうぜい)という及第者が初めて出た。この「天荒を破った」の故事から、それまで誰にもできなかったことを成し遂げることを「破天荒」というようになったのだ。

英語に「兄」や「弟」を表す単語が存在しない謎


日本語には、兄や弟、姉や妹など、出生順を表す単語が独立して存在するが、英語には兄弟を表す「ブラザー(brother)」と姉妹を表す「シスター(sister)」しかない。

brotherだけだと兄か弟か分からないけれど…


兄や弟、先輩や後輩など、長幼の序列を重んじる日本の社会では、どちらの年齢が上か下かは重要だ。しかし、英米ではこうした考えが希薄で、兄弟姉妹が互いを「お兄ちゃん」などと呼び合う習慣もなく、他人に紹介する時もどちらが兄かを明らかにすることもない。

英語に兄や妹を表す単語がないのは、英米の日常会話では、特に必要がない限り、年齢の上下を説明することがないからだ。

著=雑学総研/「大人の最強雑学1500」(KADOKAWA)

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