フィギュアスケート・宮原知子の新たな挑戦 英語への「さとこチャレンジ」の舞台裏

#くらし   

女子4回転時代の到来、世界選手権の中止など、様々な出来事があったフィギュアスケートの2019-2020シーズン、新たな一歩を踏み出した選手がいます。女子シングルの宮原知子選手です。

今シーズン、「自律」をテーマに据えた宮原選手。カナダにも拠点を置き、リー・バーケルコーチにも師事するようになりました。2月に開催された国際試合ではバーケルコーチと楽しそうにお話する姿も話題になりました。英語でコミュニケーションをとっているようですが、英語力はどれほどのものなのでしょうか。

数年前に受検したTOEICではなんと、835点という高得点を取得。ほぼ勉強せずに臨んだのにもかかわらずこの高スコアだそう。読解やリスニングはずっと地道に勉強してきており、その成果がTOEICにあらわれました。

ですが、それでも英会話は苦手だったそうです。

先日発売された著書『宮原知子の英語術 スケートと英語のさとこチャレンジ』(KADOKAWA/3月28日発売)内で彼女はこのように語っています。

「なんだか恥ずかしくて、自分から一歩踏み出すことができなかったのです。何度もあったことがある人にも、いつも ”Hello.”とあいさつするくらいで終わってしまいました。」

「それでも、心の中にはずっと『せっかく会う機会がたくさんあるのに、海外の選手と友達になれないのは寂しい』という気持ちがありました。」

英語を勉強している方の中にも「読めても話せない!」という悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そんな彼女は、今では海外メディアのインタビューにも英語で答えています。振付師の先生の言葉の細かなニュアンスを英語で理解し、コミュニケーションを積極的にとることで、演技にも磨きをかけてきました。

シャイで人に話しかけることに少し抵抗があったなんて嘘のよう。彼女は、どうやって英会話力を磨いたのでしょうか。

彼女の著書では、そんな宮原選手の英語学習法が明らかに。超多忙な彼女が実践してきた数々の「英語術」の中にはきっと、真似できるものがあるはずです。彼女が英語に向き合い、努力してきた軌跡を垣間見ることで、モチベーションも上がるはず。

新学期・新年度を迎え、英語にチャレンジしたい方にとって、必読の1冊です。

撮りおろし写真と宮原選手による描きおろしイラスト


【画像を見る】宮原選手がよく使用するフレーズ


著=宮原知子/「宮原知子の英語術 スケートと英語のさとこチャレンジ」(KADOKAWA)

◆著者プロフィール
宮原 知子:1998年京都府生まれ。フィギュアスケート選手。2014年から2017年にかけて全日本フィギュアスケート選手権4連覇を果たし、2015年には世界選手権2位となる。2018年の平昌オリンピックに出場し、個人戦で4位、団体戦で5位入賞。努力を怠らず、地道に完ぺきな演技を目指すことから「ミス・パーフェクト」と呼ばれる。

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海外メディアの取材にも英語で答えるなど、高い英語力で知られる宮原知子選手。

その英語力は一朝一夕で身につくものではなく、英語でも「さとこチャレンジ」を続けてきた賜物でした。

英会話力はあがらない時期が続いたものの、平昌オリンピックなどの経験をきっかけに自分の殻を破り、英語へのチャレンジを続けてきた、努力の軌跡と宮原選手の「今」がわかる1冊。

撮りおろし写真と宮原選手書き下ろしのイラスト入り。

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