あだ名をつけずにいられない癖。たまに本人の前で口にしてしまい…【お悩み相談】

#くらし   

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は心の中であだ名をつける癖があるという「ぱんだ」さんのお悩みです。

 


◆相談者プロフィール

ぱんだ(53歳女性)

53歳の共働きの主婦です。55歳の夫と2人暮らしです。自分の変な癖に困っています。

お悩み相談


53歳の共働きの主婦です。週に3日ほど洋服販売のパートをしています。

私は昔から、人の顔を覚えるのがものすごく得意です。1回でも会った人は、ほぼ例外なく覚えています。

なぜかというと、私には「人を見ると、あだ名をつけずにはいられない」という変な癖があるからです。

本名とともに、その人の特徴や印象をとらえたあだ名を頭にインプットするといつまでも記憶に残り、久しぶりに会ってもすぐに記憶が蘇るのです。

あだ名の中には、小柄で黒目がちな女性につけた「子リスちゃん」だとか、ちょっと耳が大きい男性につけた「ウサギ君」など、本人にバレてもそれほど困らないものもあります。

が、「原始人」だとか、「深海魚」だとか、「マンボウ」だとか、「ひょっとこ」だとか、本人には絶対に言えないものも少なくありません。また著名人(いわゆる「不細工キャラ」で売り出していている芸能人を含む)の名をそのまま、あだ名につけることもあります。

いずれにせよこの変な癖のおかげで「人の顔を覚える達人」として、どの職場でも大変に重宝されてきました。特に現在のパートのように接客業では、おおいに役立っています。

53歳になった今でも「人の顔を覚える」ことに関する記憶力は、まったくは衰えていないと思います。

ですが、やっぱり年なのでしょう。最近ではどちらがあだ名でどちらが本名だかとっさに判断できなくなってしまい、たまに本人の前であだ名のほうを口にしてしまうことがあります。

口走ってしまったのは、垂れ目の女性につけた「パンダちゃん」のようなソフトなものだったり、ぎりぎりイケメンの範疇に入るお笑い芸人の名をつけたあだ名だったりしているので、今のところ何とか誤魔化せ、トラブルにはなっていません。

さすがに「太っちょ豚」だとか、「人間ゴリラ」だとかの致命的なあだ名を口走りはしないと思いますが、「熊さん」程度は言ってしまいそうです。

いつか誤魔化しきれないときが訪れそうで、心配でなりません。どうしたら、よいでしょうか。

話し出す前にひと呼吸おきましょう


名前を覚えられるというあなたの特技は、とくに接客業では大きな強みですね。名前を覚えて呼んでもらえるということは、相手にとって自分は特別な存在だと認められるようなものですので、あなたに名前を覚えてもらった人はとても嬉しい気持ちになるはずです。

ただ、最近は間違ってあだ名の方を言ってしまうことがあるとのこと。せっかくの才能ですので、話し始める前に頭の中でしっかりと名前を引っ張り出して、ひと呼吸おいてから話しましょう。

また、覚えるときも「子リスちゃんの〇〇さん」といった具合に、後ろが正しい名前というパターンをつくって覚えてしまえば、間違いは少なくなるかもしれません。

素晴らしい特技をこれからもぜひ上手に活かしていってくださいね。

◆回答者プロフィール

白蓮千沙(はくれん・ちさ)

1977年生まれ。日本プロカウンセリング協会1級心理カウンセラー。有保育士免許。

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