親子でハマる? YouTubeへんな生きもの解説チャンネル-図鑑も登場

#趣味   

動画サイトの代表格であるYouTube。「YouTubeがあるからテレビは見なくなった」という声も聞かれるほどですが、コロナ禍で巣ごもりムードが続く中、その需要がさらに高まっているようです。

でも、いろんなチャンネルがありすぎてどれが面白いかわからないし、10~20代の若者向けのイメージ…という方もいるのでは。

そこで、子どもや親子で楽しめるものとしておすすめしたいのが、不思議な生き物やその性質などについて解説している「へんないきものチャンネル」です。

不思議な生き物をさまざまな切り口で紹介している「へんないきものチャンネル」


総視聴回数は3千万回以上。5月末には生き物エンタメ本「キモイけど実はイイヤツなんです。」を上梓したほか、蝗害の恐ろしさについて語った動画が急上昇にランクインするなど、人気急上昇中のチャンネルです。

「きつねさん」「たぬきさん」という独自のキャラクターコンビが話しながら解説していくスタイルで、2人のかわいさも人気の秘密のよう。親子で動画を楽しんでいるというコメントもよく入っており、今回チャンネルの投稿主で本の著者でもあるろうさんに、活動についてお聞きしてみました。

【画像を見る】オリジナルキャラクターのきつねさん・たぬきさん


--投稿の際、子どもさんや親子でも楽しんでもらえるよう、意識されているのでしょうか?

ろうさん(以下ろ):最近ではタブレットなどを使って、小さいお子さんもYoutubeを見る時代なので、汚い言葉遣いをしない、分かりやすい表現に置き換えるなど、親子でも楽しく生き物を学べる動画作りを心がけています。

--どんな内容が子どもさんには人気ですか? 生き物ランキングなどでしょうか。

ろ:やはり可愛い動物…と言いたいところですが、実はロイコクロリディウムなどの寄生虫、ヤツメウナギなど、おぞましい見た目の生き物の方が人気ですね。怖いもの見たさなのかもしれません。

おぞましい見た目の「ヤツメウナギ」


--きつねさん&たぬきさんというキャラクターが人気で、ファンアートも多くSNSに投稿されていますが、どうしてこのようなキャラにしようと考えられたのですか?

ろ:とあるキッカケで生まれたのですが、やはり生き物をモチーフにしたキャラクター、馴染み深いペアの生き物を選ぼうと考えた結果、キツネとタヌキを元にしたキャラができました。

--印象的だった親御さんまたはお子さんからのコメントはありますか?

ろ:生き物の図鑑を手に取るきっかけになったり、動物園、水族館がより楽しくなりましたという感想も頂いてます。

--ろうさんご自身の子ども時代の生き物にまつわる思い出は何ですか?

ろ:僕自身今は昆虫は得意ではないのですが…幼少期は蝶の幼虫を育てたり観察したりするのが好きでした。今も観察や生き物について知るのは好きなので、探究心はその頃に身についていたのかもしれません。

--たくさんの生き物に関する情報を調べてまとめるベースは、その頃からおありだったかもしれないですね! 最後に、コロナ禍による外出自粛や休校などに見舞われ、今のお子さんは大変な状況にありますが、元気になれるようなメッセージをいただきたいです。

ろ:おうちにいる時間が長くて、たいくつかもしれないけど、今のうちに生き物の本を読んだり図鑑を見て、おもしろいと思ったことがあれば、お友だちに話してみてね。

--ありがとうございました!

文=有田彩

著=ろう、實吉達郎(監修)、川崎悟司(イラスト)、バニえもん(イラスト)/「キモイけど実はイイヤツなんです。 怖いのに何だかかわいく思えてきちゃう生きもの図鑑」(KADOKAWA)

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