意外と知らない、正しい和食の食べ方

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「箸使いを見れば、育ちがわかる」とまで言われる、テーブルマナー。実はきちんと習ったことがないという方も多いのでは?お付き合いの席などでドキドキしないよう、基本の「和食」から食べ方を見直してみましょう。「マナーは、単純に型を覚えようとしても身につきにくいもの。“自分の所作で他者に恥ずかしい思いをさせたくない”という思いやりが形になったものと考えると、本質を理解できるので身につきやすくなりますよ」(小倉朋子さん)

基本の一汁三菜の食べ方


一汁三菜とは、ご飯と汁物に、3種類のおかず(主菜1品、副菜2品)がつくのが基本。まず箸をつける汁物からチェック!

汁物のふたは返してお椀の右側におきましょう。


【汁物】左手をお椀に添え、右手でふたを時計回りに回して開けます。蓋を斜めに傾け、裏側の水滴を椀に落とします(露切り)。ふたは返してお椀の右側へ置きます。飲み方のポイントは箸を椀の中に入れて見えないようにすること。箸先は相手に向けない、手の甲より上に上げないのが鉄則です。汁は具を箸先で押さえながら飲みましょう

茶碗をおかずの受け皿がわりにするのはNG。


【ご飯】箸でほじったりして食べ散らかすのはNG。ご飯の頂点の左側手前から奥へと対角線上に食べ進むときれいに食べられます。ご飯に香の物など、おかずを乗せて受け皿変わりにしないように注意!

焼き魚は左から一口大に切って食べます。自分の口幅より小さく切りましょう。


【煮物】具をえり好みしたり、下にある物から箸をつける“さぐり箸”は、作り手に失礼な行為です。盛り付けが崩れないよう、上や手前から順序よく、食べ進めていきましょう。【レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは 小倉朋子さん 食の総合教室「食輝塾」主催。フードコーディネイトやコンサルタントなど、食に関する幅広い分野で活躍中。著書に『大人の食べ方&マナー100』ほか。

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