肌再生のカギをにぎる「成長ホルモン」の分泌時間は?

#くらし   

「美肌を目指すなら、夜10時〜深夜2時にかけてのシンデレラ(ゴールデン)タイムに眠るように心がけるべき」という考えが美容界では定説になっていますね。

なぜ、この時間帯はシンデレラタイムと言われるようになったのでしょうか。そこに大きく関わってくるのが細胞再生の作用を持つ「成長ホルモン」です。

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があります。

(1)レム睡眠とは:眠っていても脳波覚醒に近い状態である、脳波的には浅い眠りのこと。

(2)ノンレム睡眠とは:脳の休息のための眠りのこと。浅いまどろみの状態から、ぐっすり熟睡している状態まで、4段階に分類される。

睡眠は、このノンレム睡眠とレム睡眠が交互にあらわれながら、深い眠りから段階的に浅くなり、目覚めるというリズムを刻んでいます。このうち皮層再生に大きな役割を果たすと考えられている「成長ホルモン」は、深いノンレム睡眠が出現する時間帯に多く分泌されます。

この深いノンレム睡眠が出現するのは、睡眠の前半。後半には出にくいのです。

多くの人にとって深いノンレム睡眠が出る時間帯にあたるのが、夜10時~深夜2時であったため、この時間帯がシンデレラタイムと言われるようになったようです。

というわけで「夜10時~深夜2時のシンデレラタイムに睡眠をとらないことには肌は再生されない」というのは間違い。何時に寝ても、寝付いてから1~2時間前後が「成長ホルモン」が最も出やすい時間と言えます。

ただ、いくら寝付いて1~2時間深い眠りをとっていても、睡眠時間の不足だと肌の水分量が減り、皮膚のバリア機能が下がります。十分な睡眠時間と質の高い眠りこそを美容の友に、睡眠改善に取り組みましょう!【レタスクラブ】

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資料提供:パラマウントベッド睡眠研究所

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