水回りの掃除って、正直言って面倒。私の場合、台所はなんとか頑張って掃除するものの、つい手抜きになりがちなのが「風呂場」だ。ところが入浴そのものは大好きなので、子どものオモチャや自分の入浴グッズはどんどん増えていき、それらも湯あかで汚れていき、気づけば浴室全体がうっすら汚れているという悪循環に……(汚い話でスミマセン)。

だから「風呂掃除にも役立つ入浴剤」なるものが存在すると聞いたときは、思わず「私のためにあるみたい!」なんて、小躍りしてしまった。その入浴剤とは、「ベルメ 重曹入浴パウダー」という商品。重曹は料理ジャンルでは「ふくらし粉」として使われることがよく知られるけれど、入浴剤に配合される成分としても常連選手である。天然温泉でも、「重曹泉」なる泉質が存在し、ツルツルの肌あたりが特徴であることから「美人の湯」と呼ばれるケースが多いよう。この「ベルメ」はその重曹を特許技術で「電気分解」しているので、マイナスイオンが大量に発生するのだとか。それがお肌の老廃物を落とすので、石鹸を使わなくても汚れが落ちるというのだ。ズボラ主婦のココロをくすぐらないはずがない、夢の入浴剤かも!? と、ちょっとテンションが上がりすぎてしまっているので、まずはゆっくりお湯につかって、落ち着いて使用感をレポートしてみよう。

うっすら乳白色で湯あたりまろやか、手軽に温泉気分。

入浴剤としての重曹は「保湿」も期待できるとのことで、あちこちカサカサしていつもかゆそうな1歳娘(コモモ)を入れるのにもぴったり。早速お湯に1袋(30g)加えると、サーッと溶けてうっすら乳白色になる。お湯の感触には、少しぬるりとも感じる、まろやかさが生まれた。これならカサカサ敏感肌の40代もカユカユお肌の1歳児も、心地よく入れそう(写真1)。

落ちないと評判のアイライナーも、スルリと消えた!?

こんなにやさしい感触のお湯なのに、汚れはしっかり落ちるとのウワサもある「ベルメ 重曹入浴パウダー」。そのパワーはいかほどにと思い、「落ちないからアイメイクが崩れない」と巷で大評判の、インスタグラマー御用達アイライナーで実験タイム。入浴前に手の甲へ重ね書きして、お湯につかったあとにタオルでこすってみる。すると、なんということでしょう。クレンジングなしに、きれいさっぱり落ちているではありませんか。(写真2、写真3)子供と入浴していると、なかなか自分の顔や体までゆっくり洗えないもの。だからお湯につかってからこするだけでキレイになるのって、ありがたすぎるんですけど~! さらにコモモがお湯の中で眠ってしまいそうになっていて頭を洗ってあげられない日もあるのだが、これならお湯の中でチャチャッとこすればOKで、これまた助かりまくり。しかも肌に必要な皮脂などは落ちすぎないから、汚れは落ちてもお肌はしっとり。入浴後は、いつもひっかいた跡がけばだって「ジャリジャリ」という手触りになってしまっているコモモのお肌も、いつもより落ち着いていてスベスベ感が嬉しい。

水あかが気になっていた娘のオモチャも、キュキュッとピカピカになった

浴槽以上に放置されていた、コモモのお風呂用オモチャは部分的「ヌルリ」とした手触りがあり、明らかに水垢で汚れている状態(ズボラ母で本当に申し訳ない)。これを温まっているあいだに洗面器でつけておき(写真4)、スポンジでサーッとぬぐってみた。すると、これまたなんということでしょう。しっかり掃除したときにしか出会えない、あの「キュキュッ」と感が甦っているではないですか。これで罪悪感なく、思いっきりオモチャで遊んでもらえるというもの。浴槽のほうはお湯を落とした後、浴槽の底に重曹パウダーがたまっているのを確認。それをスポンジで広げる感じでササッとこすりシャワーでジャーッと流すだけで、汚れがさっぱり落ちたようだ。これなら「ほんのついで」レベルの手軽さで浴槽掃除ができる。これまでは面積の大きい浴槽にまんべんなく洗剤をふりかけて、改めてゴシゴシというのが億劫だったんですよねえ。

事件発生。リフォームしたての畳にやらかされた落書きを、入浴後の重曹で落とせるか!?

とある日「やらせ」かと思われるくらいのタイミングで、事件が発生してしまった。お湯から上がってコモモにパジャマを着せたあと、自分の身づくろいをしているほんの数分の間だったのに……。この日は週末で実家に帰っていたのだが、コモモがクレヨンを持ち出して和室の畳へ落書きしてくれちゃってるのだ。ひえ~、そこさあ、リフォームほやほやの部屋なんですけど。私が超怒られるんですけど~。(写真5)

「これはヤバい……」と急いでお湯でしぼったタオルでこすってみたものの、紫色のクレヨンは、消える気配なし。そこで思いついたのが、お湯を落としたあとに残った、浴槽の底にたまっている重曹パウダー。結果、これが大正解! 粉をぬぐい取った濡れタオルで、畳についたクレヨンをゴシゴシこすると、簡単に消すことができたのだ。いやぁ、危なかった。大事な大事な子守要員の住む、実家を出禁にされたら大変だ(笑)。

デイリー使いの入浴剤に、決定!

ひとりでゆっくりお風呂に入れる貴重な日は香りに癒されたいのでアロマ系のバスソルトを使うことが多いけど、1歳児と毎日入るお風呂には、肌にやさしく掃除もできちゃうこの重曹入浴剤が最適。洗剤を使わなくてもお風呂をピカピカに掃除できる点は、エコ意識の高いママ友の話に合わせたい時にも、役立っちゃうかも!? お値段はとびきり安いわけではないけれど、お風呂用洗剤やシャンプー類を使わなくていいことを考えると、長い目で見ればコスパも悪くなさそうだし。

文=スモモスキー【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】