「女の悩み」にズバリ回答!「働きすぎの夫に私ができることは……?」

#くらし   

夫、しゅうとめ、恋人、人間関係、仕事、子育て……、尽きることのない女の悩みに各方面の有名人がアドバイス。今回は働きすぎの夫を心配する相談者へ、キャリアカウンセラーの小島貴子さんがお答えします。

【お悩み】

夫が深夜残業・休日出勤の多い会社に勤めています。ざっと計算しても、残業は月100時間を超えていそうです。仕事への文句はいいませんが、平日は子どもの寝顔しか見られないし、家にいられる週末は疲れて寝てばかり。体や心の健康も心配だし、本当はもう少し家庭に時間を使ってほしいと思ってしまいます。でも、今の会社にいるかぎり働き方は変わらなさそう。何か私にできることはありますか。(京都府 たま 30歳)

【小島さんの回答】

昨年8月、「働き方改革担当大臣」が誕生しました。それぐらい日本の働き方は変えなければいけない段階に来ているのです。しかし、現実はそうは簡単に変わらない。変えられない。もどかしいですが、これが現状でしょう。でも、このままでは旦那様が倒れてしまう、または家庭での会話が少なく家族全体が不安定になってしまうかも、など、いろいろな不安がありますね。

そこで、休み方を提案しましょう。いちばん休ませなければならないところは、体? 頭? 心? どれも疲弊しているでしょうが、優先順位を聞くのです。「体」だったら、お風呂と布団でリラックスと安眠ができるように工夫してあげましょう。「頭」だったら、仕事を忘れられるような、旦那様の好きな話題を持ちかけてみましょう。次の休みの計画もいいかもしれません。「心」だったら、安心できるように旦那様のよい所をきちんとことばにして、感謝を伝えてください。

時間をすり減らしていると同時に、「体」「頭」「心」の疲れ、それぞれをきちんと把握しているよ、と伝えることから始めて、そして次に、この働き方がいつまで続くのかという問題を夫婦で話し合ってみてください。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

回答者:小島貴子さん
こじまたかこ/キャリアカウンセラー、東洋大学理工学部准教授。2男の母。専業主婦を経て職業訓練指導員に。『天職力と転職力』(小社刊)など著書多数。

イラスト(小島さん似顔絵)=伊藤和人

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