災害時には即席のランタンに!? 油汚れ掃除や炊飯にも使える“レジ袋”のいろいろ活用術

#くらし   
懐中電灯にレジ袋を被せるだけで即席のランタンに


コンビニなどで貰える“レジ袋”はかなり使い勝手がよく、掃除や料理に利用する人も少なくありません。今回はレジ袋の潜在能力を引き出す様々な活用術を紹介していきます。

 

静電気の力で床掃除がらくらく!


9月5日放送の「あさイチ」(NHK系)では、“袋”に関する様々な“スゴ技”が紹介されました。例えば油汚れの掃除も、スーパーなどで貰えるレジ袋を使えばらくらく。生鮮食品を入れるポリ袋でも代用可能です。

レジ袋の原料・ポリエチレンは油と構造が似ているので、油汚れとくっつきやすい性質が。そのため油汚れの部分にレジ袋を当てると、油が付着し簡単に取り除けます。スポンジやふきんと違い、そのまま使い捨て出来るのも便利なポイント。

またレジ袋は、スナック菓子やドーナッツでべたついた手を拭くときにもうってつけ。ティッシュよりもさっぱりとふき取ることが出来ます。そしてフローリングやカーペットを掃除する時は、袋で手袋のように手を覆い床を擦ってみましょう。静電気の力でほこりが集まってくるので、最後に塊を捨てれば掃除完了です。

視聴者からは「静電気でほこり取るって発想が面白い」「レジ袋で油掃除も出来るのか! これは良いこと聞いた」との声が上がりました。

 

災害時にもレジ袋が大活躍!


レジ袋は掃除だけではなく災害時にも有用で、番組では危機管理アドバイザー・国崎信江がランタンを作る方法を紹介。

用意するのはレジ袋、プラスチックのコップ、懐中電灯の3つです。作り方は簡単で、懐中電灯をコップに入れて立たせ、上からレジ袋をかぶせれば完成。停電時でも手早く作ることができ、小さな光でも広範囲を照らすことができます。スマートフォンの写真用のライトでもレジ袋をかぶせるだけで部屋を明るく照らすことができるので、是非ためしてみてください。

即席ランタンは小さな光でも広範囲を照らせて便利


またレジ袋に足を入れて持ち手の部分を結ぶだけで防寒対策に。外からの冷気が遮断され保温効果が得られます。結んだ部分を2回ほど折り返すとさらに冷気を遮断出来て効果的。様々な活用法に視聴者は「『あさイチ』見てレジ袋のすごさに気づいた」「災害にも使えるとなれば是非とっておかなくては」「最近レジ袋有料なところ多いしますます捨てられないな」と驚きを隠せないようでした。

 

ポリ袋でお米を炊く方法とは?


番組ではレジ袋の災害利用が紹介されていましたが、実際の救助の現場でも“袋”が使われています。神奈川新聞のニュースサイト「カナロコ」の記事によると、神奈川県浦賀警察署は2016年の夏から水難救助にポリ袋を使う取り組みを開始。45リットルのポリ袋を交番のバイクに常備しているそうです。

【写真を見る】レジ袋の活用で簡単浅漬けも!


また新潟県の公式サイト内で公開されている資料「食の備えとサバイバルクッキング」では、ポリ袋でお米を炊く方法を紹介。まずお米を袋の中で洗った後に研ぎ汁を捨て、しばらく放置して吸水させます。その後袋の中に水を加え、空気を抜きながら持ち手を結び、お湯を沸かした鍋で20分加熱。火を止めた後に10分程蒸らせば、美味しいご飯の出来上がり。

日常生活でも災害時でも使えるポリ袋。買い物から帰ってそのまま捨ててしまうのはもったいないかもしれません。

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