減塩したい方に朗報! じつは塩分0%の味噌や醤油ってすでにあるんです

日本人のソールフードである味噌は、さまざまな料理に活用できる便利食材ですが、食塩摂取制限のある方や減塩したい方にとっては、その塩分がネックになっていました。そんな方たちに朗報です。
今年10月に、新潟市は「健幸づくり応援食品」として、塩分0%のみそ風味調味料や超低塩味噌など地元企業である石山味噌醤油の3商品を認定しました。同制度は、機能性に関する科学的報告がある成分を含む食品や、健康づくりに配慮された食品に対し、新潟市が独自に認定するもの。これらのみそには、健康に役立つ工夫がほどこされています。
塩分過多の食生活が健康に与える影響
平成28年「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、日本人は一日に平均9.9グラム(男性が10.8グラム、女性が9.2グラム)の塩分を摂っています。日本高血圧学会が推奨する塩分摂取量は6.0グラム未満なので、4グラム近くオーバーしているのが現状です。
塩分過多の食生活は、高血圧や心血管疾患・脳血管疾患・腎不全のリスクを高めます。日本人は1日に摂取する塩分の約20%を醤油、約10%を味噌からとっていると言われています。つまり、これらの伝統的な調味料から摂取する塩分を減らせば、上記のようなリスクを下げることができるのです。

本来味噌は、雑菌の繁殖を抑えるため食塩を必要としますが、塩分0%のみそ風味調味料は、仕込みの段階から食塩を全く使わずに発酵させるというこれまでにないアプローチと、新潟産の大豆と米の配合割合10:10で仕込み、しっかりとみそ風味を強調したことが評価されました。塩が全く入っていないので、塩分接種制限のある方も安心して食べられます。
ほかにも、塩分0%の醤油風うまみ発酵調味料なども販売されているので、うまく組み合わせて料理すれば、おいしく食べながら減塩生活ができますよ!

【関連レシピ】みそつくね
たっぷりの野菜といっしょに食べたい、ごはんに合うみそ味のつくね。塩分0%のみそ風味調味料にも合うかも!

<材料>(2人分)
ひき肉だね
・とりひき肉…300g
・長ねぎのみじん切り…大さじ2
・しょうが汁…小さじ1
・みそ…大さじ1
大根おろし…1/4カップ
サニーレタス…4枚
ミニトマト…6個
焼きのり…1枚
・サラダ油
<作り方>
1.ポリ袋にひき肉だねの材料を入れてよくもみ、口を閉じて冷蔵庫で2~3時間以上おく。
ひき肉だねのみそとしょうがが、時間をおくことでマイルドになり、コクとうまみがアップする。
2.30×20cmほどの大きさのアルミホイル2枚を重ね、まん中に油を薄くぬる。1をのせて8×12cmくらいの大きさに広げ、四隅のアルミホイルをつまんで形をととのえる。
3.2にアルミホイルをかぶせ、魚焼きグリルで強めの中火で約15分焼き、上のアルミホイルを除いて弱火にし、焼き色がつくまで約3分焼く。
4.大根おろしは軽く水をきり、のりは8等分に切る。
5.皿に3を食べやすい大きさに切って盛る。サニーレタス、大根おろし、焼きのり、ミニトマトを添えて、食べるときに、好みのものをサニーレタスで巻く。
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