まだまだ使える! ウエアや靴下に穴があいたときの補修方法

#くらし   

いつの間にか穴があいてしまったトレーナーや靴下。まだまだ使えるのにもったいない! うまく補修してリカバーしましょう!

ウエアは補修布を活用して


あちゃー、やっちゃった!


1. 穴があいてしまった箇所。もし糸端などが目立つようなら、押さえて穴の内側へ入れる。

【写真を見る】穴の塞ぎ方 その1


2. 色の近い補修布を、穴より少し大きめにカットして四隅を切る。裏側に当ててアイロンで仮留めする。

穴の塞ぎ方 その2


3. 針に糸(1本取り)を通し、玉結びを作る。穴の表側から針を入れ、穴の外側に出す。糸を引いて玉結びを隠す。

穴の塞ぎ方 その3


4. 小さめの針目で穴の箇所と補修布を一緒に往復で縫っていく。

穴の塞ぎ方 その4


5. 縫い終わりは表側で玉止めを作り、少し離れたところから針を出す。糸を引いて玉止めを隠す。

裏側から見たところ


表側から見たところ。実際に縫うときは、布と同系色の糸を使って


6. 穴がしっかり塞がれ、補強布も動かずにしっかり固定される。

綿の補修布セット(ベーシック・カラフル) 各440円/クロバー


補修の接着布には「綿の補修布セット(ベーシック・カラフル)」が便利。アイロン接着でき、ちょっとした穴の補修などに使えます。ジャージ用の補修布もあるので、伸びやすい布にはそちらを使って。

MF接着シート 680円、 プリント布 390円/ともにユザワヤ


MF接着布シートとプリント布の使用例


また、ユザワヤ芸術学院講師「ユザラー」の北島真紀さんのオススメ救済グッズを使ってアップリケ風にリメイクするのもかわいいですよ。「MF接着シート」と「プリント布」を使い、布の好きな柄を切り抜いて接着シートにアイロン接着すれば、オリジナルアップリケになります。

NUNODECO フレーク 300円/ユザワヤ


「NUNODECOフレーク」というリボンや星などかわいい色柄の布製デコシールも売っています。このアイテムなら切り抜かずそのまま使えるので、お気に入りのデザインを探してみて。

靴下は球があると便利!


あらら…


1. 左右が決まっている靴下によくできがちなつま先の穴。目立つから、きれいに直したいところ。

靴下の穴の塞ぎ方 その1


2. カプセルトイのケース、ゴルフボール、木製の球などを用意。靴下を裏に返し、球がつま先に当たるようにセットする。

靴下の穴の塞ぎ方 その2


3. 針に糸を通し、穴の内から外に針を通す。玉結びは作らずに、糸端を4~5㎝ほど残しておく。

靴下の穴の塞ぎ方 その3


4. 同様に穴の内から外へ針を5~6回出し入れしながら、穴を縫いとじる。

靴下の穴の塞ぎ方 その4


5. 穴が塞がったら、針を抜いて糸端どうしを固結びにし(2回ほど結ぶと安心)、糸を切る。

裏側から見たところ


表側からでも見えない!


6. 裏から穴を縫いとじるので、表側にはほとんど縫い目も出ず、穴のあった形跡もほぼゼロに!!

この補修法さえ知っていれば、小さな穴ひとつでお気に入りウエアを泣く泣く手放す必要なし! ぜひ覚えておいて!!

撮影=村尾香織 取材協力=北島真紀 取材・文=坂本典子 撮影協力=クロバー、ユザワヤ

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Information

教えてくれたのは:かわいきみ子さん
手縫い、ミシンソーイング、ニットなど、オールマイティーに活躍。分かりやすい説明が人気で、NHK『すてきにハンドメイド』講師としても活躍。『タオルでつくりたいもの』(地球丸)など著書も多数。

北島真紀さん
ユザワヤ芸術学院講師。手芸グッズの精通ぶりが注目され、「ユザラー」としても活躍中!

【関連サイト】
クロバー
ユザワヤ


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