お菓子の買いすぎを防ぐ! 種類別の正しい収納法 リバウンドしない収納はどっち? (3)【連載】

#くらし   

「お皿、子どものおもちゃ、シーズンオフの洋服、家族の靴、なんだか上手く片付けられないなあ…」「前までは上手くいっていたのに、一人暮らし、引越し、結婚を機になぜか散らかりやすくなった…」と思っているあなたは、収納方法が間違っているのではなく、今の収納が合っていないだけ! 収納は生活にあわせて変えなければリバウンドしてしまいます。

整理・収納コンサルタントの須藤昌子さんがこれまで実際に聞いてきたたくさんの悩みから、あなたに合った収納を「どっち?」形式でご紹介。『リバウンドしない収納はどっち?』から一部を抜粋して全8回までお送りします。今回は第3回目です。

キッチン04 調理用品のごちゃごちゃを防ぐのは?


よく使う調理グッズはシンクとレンジから等距離の引き出しに入れる


A:1つずつ分けて収納

メッシュボックスなどを組み込んでスペースを持たせて配置する


B:目的別に収納

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Aの収納法は…【〇】入ってないことが逆に気になるからリバウンド知らず

調理グッズは1種類に1個のみ持つと決め、1アイテムを1つの仕切りに入れて。ものが入っていないスペースがあると収納場所が間違っていることが一目でわかります。右の写真の個数ぐらいなら、仕切りをつけずに置いてラベリングをする方法もあります。ただ収納スペースが少ないと実践が難しいです。

手で折ってサイズを調整できるものや、スタンドがついたタイプなど、仕切りは100円ショップで購入してもよいでしょう。スタンドがついたタイプは倒れにくいので衣類の収納にも。

Bの収納法は…【〇】役割が同じものは形も似ているので、分けて入れると整って見える

1個ずつ収めるスペースがない場合でも、切る、つかむなど同じ役割を持つグッズを同じ仕切りに入れるとわかりやすいでしょう。ただ、1つの収納に3個以上のものを入れないように注意が必要です。わが家ではしゃもじは1つだけ持ち、菜ばしは2セットだけ持っています。調理に必要なものは一度すべて出してみてから目的別に分類を。

キッチン05 買いすぎを防ぐお菓子の収納は?


パントリーにお菓子用の引き出しを、浅いものと深いものの2つを用意。袋で買ってきたお菓子は深いほうに入れている


A:大袋で管理

【写真を見る】浅い引き出しに小さく仕切りをして、小袋に分けられるお菓子を袋から出してしまう


B:小袋分けして管理

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Aの収納法は…【〇】4袋が限界の引き出しで、物理的に買いすぎを防止

来客時や子どものお友だちが来るときなどは、袋で買うお菓子が必要に。大きな袋のお菓子はパッキングが入っていたり、空気が充てんされるなどでかさばりがちなので、深めの引き出しを用意してそこに収納しています。4袋程度入るのでそれ以上は買わないように気をつけています。食べかけのお菓子は密閉容器や密閉保存袋に入れたり、スティック式のジッパーを使って保存します。

Bの収納法は…【〇】様々な種類を小スペースで、保存できるから満足感あり

わが家では基本的に小袋分けできるお菓子を買うことが多いです。大きな袋よりも割高になりますが、立ててしまうと崩れることがなく収納しやすい。いろいろなお菓子を食べられる楽しみがありますし、大袋を開けるよりも食べすぎ防止効果も期待できます。お菓子の引き出しは子どもが出しやすいように低めの場所に作っています。小袋が繋がっているタイプのお菓子は切り離して収納しやすいです。

著=須藤 昌子

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『リバウンドしない収納はどっち?』

リバウンドしない収納はどっち?


アメブロで大人気の著者、初の書籍! 大きさの違う食器を迷わずきれいにしまうには? 「あるのに買ってしまう」ストックのムダを省くなら?冷蔵庫内の食品や調味料をスッキリ収納するには? 形がいびつなシンク下、上手に活用するなら? など、プロが教える「なぜか散らかる」の解決法が載っています。

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著者:須藤 昌子
整理収納コンサルタント、フラワーデザイナー。自宅で整理収納セミナーとフラワーアレンジメントの教室を行っている。アメブロ 『ROOM-COZY 心地よい生活の始め方』を運営。整理収納アドバイザーとして、気軽に、「きれいにしたい」「人をいつでも呼べるお家にしたい」などの相談を日々うけている。

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